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市呼人の網走湖畔を走るJR石北線の線路沿いに、国鉄時代の古い車両が続々と集まっています。貴重な車両の保存と地域活性化を図る「鉄道公園」をつくる取り組み。初の車両が11月上旬に運び込まれ、公園整備に向け、第一歩を踏み出しました。
国鉄貨車、網走に続々 郡山さん、鉄道公園づくりに3両搬入
車両を集めているのは、市呼人の宿泊施設「旧国鉄保養所、鉄っちゃんと鉄子の宿」を経営する郡山卓也さん(42)。「鉄道好きと言うよりも、鉄道がある生活が当たり前すぎて」と笑う。
今回、宿の隣接地に移設したのは計3両。貨車の入れ換えを担当した入換動車1両と、貨物列車の最後尾に連結されて車掌が乗り込んで保安業務に当たる車掌車2両だ。
10月中旬まで陸送にかかる資金支援を呼びかけていたクラウドファンディングは失敗。それでも郡山さんは諦めず、周囲の協力もあり、鉄道公園の要となる「動く車両」の移設がかなった。
(参考:北海道新聞有料記事)
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