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『なしてこったら揺らさるってさ』
以前にもご紹介した、JALの山浦禎一機長の機内アナウンスが面白いとさらに人気になっています。
中にはファンレターも届いているそうですよ。
今年の夏休みは家族旅行や帰省などで飛行機を利用する方も多いのではないでしょうか。 飛行機に乗った時に必ず耳にするパイロット・機長による機内アナウンスがいま話題になっています。そのワケとは?
飛行機機内アナウンス「この先の航路上の天候ですが、雲の上を越えての飛行となり、『いんでないかい』と思える天候でございますが・・・」 「いんでないかい」!? 機内アナウンス「新千歳空港への高度降下途中、雨雲の影響を受け『なしてこったら揺らさるってさ』というなんまら揺れるところがございますが・・・」 「なしてこったら揺らさるってさ」!?「なんまら揺れる」!? 機内アナウンス「また、みなさまが椅子におっちゃんこされている時には・・・・」 「おっちゃんこ」??
乗客(熊本県民)「聞きなれない言葉が。何を言ってるんだろうかなと思った。でもおもしろいこと言ってるんだろうなと」 そうなんです!道民には耳馴染みのある北海道弁での機内アナウンスが面白いといま乗客の間で話題となっているんです。
乗客(道民)「最近あんまり使わない言葉も。懐かしさがありました。」。
乗客(熊本県民)「機長の顔は見えないけど、あれ顔見えたらまたおもしろいのかなと。こんな体格でこんな人なんだろうなと想像しながら聞いてました」
こちらがその声の主、小樽出身の山浦禎一機長です。
山浦禎一機長
「もしかしたらお客様との距離を縮められるひとつのツールになるのではないかなと思いまして」
山浦機長が北海道弁で機内アナウンスを始めたのは3年前に開かれた中学校の同窓会で同級生から言われたある言葉がきっかけでした。
山浦機長「(同級生に)『なんだその(標準語の)しゃべり方』とかいろいろ言われて『北海道弁でアナウンスすればいいっしょや』ということがヒントになって」
それ以来、北海道を発着する飛行機を操縦する時には北海道弁でアナウンスをするようになったといいます。
アナウンス「お手元のコーヒーなどもかっぱがさないようにお気をつけください。お座席前のぺったらこいテーブルは、お使いになりませんときには、じょっぴんかって閉まっておいてください」
こうした北海道弁の機内アナウンスを聞いた乗客から時には手紙が届くことも。
山浦機長(手紙読む)
「8歳と書いてますね。とても楽しい旅でした。機長さんのお話が。僕もまたJALの旅をします。」
山浦機長「わたくしが乗務しているボーイング737は機内にオーディオシステムがついていなくて、なかなかお楽しみいただける幅が狭い。であれば、飛行機に乗っているときは、空中ならではの空間をお楽しみいただきたい」「したっけね~」
山浦機長のアナウンスが聞ければ、旅もまた一層楽しくなるでしょうね。
(参考:HTB北海道ニュース)
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