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なまらあちこち北海道|レイが伝える綾子の世界・旭川

北海道

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三浦綾子記念文学館

三浦綾子記念文学館は旭川市にあります。美瑛川のすぐ近くの閑静な外国樹種見本林の隣にあります。

三浦文学の魅力を解説してくれる新たなオリジナルキャラクター「レイ」
三浦綾子記念文学館は、同館のオリジナルキャラクター「レイ」が同館を案内してくれます。

同館が配信する文学館を紹介するアプリ「三浦綾子AR」の案内役を務めています。

レイは学芸員を目指す、旭川市出身の大学生(札幌市在住)で、 三浦綾子記念文学館のボランティアガイドをしています。
血液型はAB型、 誕生日: 2000年5月24日、ひとりっ子 旭川西高卒業 (画・齋藤くるめ、声・七瀬真結) という設定です。

2022年の作家三浦綾子さん生誕100年に向けた記念事業の一環としてで制作されました。実は2000年5月24日というのは、三浦さん夫妻の結婚記念日なのです。

生まれ年まで決めた理由は、同館の歴史と共に成長していきたいという願いが込められているそうです。

レイという名前は、外国人の発音しやすさを考えたということです。デザインを担当した斎藤来瞳(くるめ)さんは札幌市立大3年の時の作品です。

斎藤さんは「キャラクターが同館の魅力を引き立てる役になってもらえたら」と期待しています。

 

「三浦綾子AR」のアプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末を、文学館の展示室にある写真にかざすと、レイが日本語、英語、韓国語、中国語の4カ国語で解説してくれます。

今後は企画展のギャラリートークや、グッズ販売などでも活用する計画となっています。

「三浦綾子AR」は、『氷点』や『塩狩峠』でお馴染みの作家・三浦綾子を紹介する当館の本館・分館の展示を、レイががAR(拡張現実)で案内します。

また、キャラクターと一緒に写真を撮れるフォトフレーム機能もあり、いつでもどこでもキャラクターとの記念写真が楽しめます。

三浦綾子ARは、三浦綾子文学の世界を満喫できる、魅力たっぷりのアプリだそうですが、私はまだ彼女には会っていません。

三浦綾子記念文学館は、三浦綾子の文学の仕事をたたえ、ひろく国の内外に知らせることをねがい、多くの人々の心と力をあわせてつくられました。それはまた、三浦文学を心の豊かな糧(かて)としてのちの世につたえていくことも目的にしています。 三浦綾子は、1964(昭和39)年、小説『氷点』で日本の文学界に登場しました。長編小説をはじめ、多様なジャンルにわたる作品群を遺しています。その三浦文学の主題は「ひとはどのように生きたらいいのか」という問いかけです。それを三浦綾子は、庶民の視点に立ち、人間への限りない関心とすぐれた観察力をもっておしすすめています。

三浦綾子さんの作品を初めて読んだのは、実は27歳の時でした。ずっと野球をしていた私はあまり読書をする習慣がなくて、映画の方を楽しんでいました。

あるとき、ふとしたきっかけで「塩狩峠」を読み、すごく感動したのを想い出します。その後かなりの数を読破しました。

彼女の作品に共通するものは<ひかりと愛といのち>なのだそうですが、うなづけますね。

その後講演も聴かせていただきましたが、「えっ?」というような大胆なお話もありました。これは作品からは想像できない内容で、その飾らないお人柄が素敵でした。

この文学館をおとずれる皆さんが、三浦綾子の人と作品に親しく接することで、心の糧となる貴重な思いを手に入れることができるでしょう。

と呼びかけています。

利用案内

開館日・休館日

開館時間

  • 午前9時~午後5時

入館料金

•[大人]700円、[学生]300円
•障害者手帳を提示した方、小中高生は無料です 

ホームページは「無料立ち読み」コーナーもあります。ぜひお立ち寄りください。

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(参考:三浦綾子記念文学館HP、MIURA-GAKUGEI、北海道新聞)

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