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昨年12月に東京都で開かれたスポーツチャンバラの第48回世界選手権大会(日本スポーツチャンバラ協会など主催)で、市内在住の嶋田知輝さんが3位に輝きました。
スポーツチャンバラ、富良野の時境さん世界3位 地元でクラブ設立し指導
嶋田知輝さんは故郷富良野にUターンし、2023年6月に富良野スポーツチャンバラクラブを立ち上げて約1年半。「時境」の名前で指導者として活動しており、地元からの応援を励みに「メダルを持って帰ることができてよかった」と感謝している。
スポーツチャンバラは空気を入れたゴムチューブ製の剣で戦う競技で、相手の体に当たれば勝ちとなる。大会には日本に加え、イタリアやフランス、タイなどから千人以上が参加した。
時境さんは今回を含め世界選手権大会に5回出場し、いずれも2~3位で入賞を果たしている。
今回は富良野でお世話になった人たちへの感謝を胸に「気合いを入れたい」と大会の1週間前にトレードマークだった長髪をばっさりと切り、トーナメント戦の長剣両手(二段以上の部)の部に出場。元世界チャンピオンを制するなど勝ち進んだが、準決勝では相手の剣が自分の手の甲にかすったことを自己申告し、3位となった。「本当の敵は自分。勝利至上主義ではなく、心から(競技に)向き合いたい」と自己申告した理由を語る。
子どもの頃から戦国武将が好きだったといい、東京で働いていた20代でスポーツチャンバラを始めた。その後、多くの実績を積み、大会前に千歳市で開かれた道内関係者による合宿では、総監督を務めた。今年は「北海道や東北でスポーツチャンバラを普及させること。下を育てられるように指導者に専念したい」と目標を掲げている。
富良野スポーツチャンバラクラブは毎週土曜日に練習を行っている。問い合わせは時境さん、電話080・9197・1486へ。
(参考:北海道新聞デジタル)
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