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今年は全国的に野生動物が人里に現れるという現象が起きています。北海道はヒグマやエゾシカによる被害が報告されていますが、特にヒグマに関しては命にかかわることことなので、それに対応する動きです。
ヒグマの目撃情報を迅速に発信 道警地域部がツイッター開設
道警地域部が開設したツイッター「地域情報発信室」の画面
ヒグマに関する事案や山岳遭難などを担当する道警地域部は28日、ツイッターの公式アカウント「地域情報発信室」を開設しました。近年、市街地でのクマの出没が増えていることから、市民に素早く情報を提供する狙いです。雪害や山岳遭難の防止も呼び掛けることになっています。
アカウントは@HP_tiiki。地域部によると、今年のクマの目撃は10月末現在、前年同期比83件増の2141件。人身事故も3件発生し、5人が負傷しています。
提供する情報は道内の市街地でのクマの目撃情報や、けが人が発生した事故の情報などで、道警はこれまで生活安全部のツイッター「防犯情報発信室」(@HP_seian)を活用してきました。
今後は地域部の公式アカウントを使うため、夜間や休日でも迅速な情報発信が可能になるということから、登山の際に鈴やラジオの携帯を呼び掛けるなど、事故防止の啓発にも力を入れる予定です。
また山岳遭難、水難など事故の発生情報も投稿します。冬の間はスキー場の区域外(バックカントリー)での遭難防止、屋根の雪下ろし事故を防ぐための注意点なども発信します。
地域部の担当者は「役に立つ情報を素早く柔軟に発信していきたい」と話しています。山やスキー場に出かける方、是非事前にチェックをしてくださいね。
(参考:北海道新聞電子版)
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