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なまらあちこち北海道|道南9町誘客に手ごたえ

観光

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渡島西部と桧山南部の9町などでつくる「新幹線木古内駅活用推進協議会」は各町村の観光資源を掘り起こし、体験商品として提供し、併せて外国人観光客を招へいしようという狙いです。

新たな魅力掘り起こしへ招へい旅行 道南9町 海外誘客に手応え【函館】

上ノ国町の旧笹浪家住宅で抹茶体験を楽しむ台湾からの参加者

渡島西部と桧山南部の9町などでつくる「新幹線木古内駅活用推進協議会」は、地元に根差した観光資源を掘り起こし、体験商品造成に向けた活動に力を入れている。

10月には台湾の旅行会社2社のスタッフ2人を道南に招き、厚沢部、奥尻両町を除く7町を巡るツアーを実施。松前町の本マグロやくじら汁など道南の食に舌鼓を打ち高評価を得ており、海外からの誘客の可能性に一定の手応えを感じている。

2025「道南体験観光ファムトリップ」(招へい旅行)で、北海道観光機構(札幌)の支援を受け10月7~9日の2泊3日で行った。

内容は福島町でのそば打ち体験や、知内町での知内温泉サウナ体験、上ノ国町では国重要文化財の旧笹浪家住宅の見学、抹茶立て体験も。また、乙部町は景勝地の滝瀬海岸「シラフラ」見学、江差町は江差追分会館や、かもめ島グランピング施設を訪れた。

松前町は松前藩屋敷施設を見て、甲冑(かっちゅう)着付け体験、白神岬ヒヨドリ渡りを見学した。木古内町は「寒中みそぎ」のまち歩き、道の駅みそぎの郷きこないでの買い物を楽しんだ。

食は福島のそば、乙部のサバの炊き込みご飯、木古内の日本酒「みそぎの舞」などが人気だった。

2024年度も、昨年10月に国内の観光関連事業者を招き、渡島西部と桧山南部9町の魅力を探る体験勉強会を3ルートで開いており、今年度が2回目。来年度も、観光コンテンツを磨いて招へい旅行を継続したい考え。

ツアーに協力した渡島総合振興局商工労働観光課は「旧笹浪家住宅での抹茶立て体験が、日本文化が感じられ、一番良かったとの評価をもらった」とする一方で「各施設の規模が小さく、大人数を受け入れられないのが課題。

買い物をする機会も少なかったのも反省点に挙げられる。道南は、団体客より個人旅行の受け入れを検討する余地がある。道南の魅力を商品に磨き上げて売り込んでいきたい」としている。

(参考:HOKKAIDO NEWS SLINK)

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