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お笑いタレントの狩野英孝さんが、北海道の山野草「行者ニンニク」をテーマに語る時、その内容が衝撃的でした。
狩野英孝、番組ロケ中に航危険生物”に遭遇 芸能界で22年「誰よりもオーラがある」

北海道の行者にんにくを特集 お笑い芸人の狩野英孝が12日、日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW極』(木曜午後9時)に出演し、ロケでの衝撃エピソードを語った。
番組では、北海道の行者にんにくを特集。春になると、自ら採りに行く道民もいるという。行者にんにくは、沢付近の日当たりの良い斜面に群生していることが多いそうで、そこに足を踏み入れる際はマダニやヒグマ対策が必須という。VTRに登場した道民は「マダニがつかないツルツルした服装が普通」と述べ、熊鈴や撃退スプレー、火薬銃も所持していると説明した。
これを受け、スタジオの狩野は「すばらしい山菜だと思うんですけど……」としつつ、「ちょっと命がけでリスクが大きすぎる」と発言。「熊を、なんかピストルとかあったじゃないですか」とVTRに触れると、「僕、本当1週間前くらいに東北の山でロケしてたら、熊に遭遇したんですよ」と告げた。
この発言に一同が仰天する中、狩野は「本当にたまたま野生の熊に……」と説明。その熊は3〜4歳くらいだったそうで、狩野は「正直、22年くらいこの業界でいろんなスターたちと会わせていただきましたけど、誰よりもオーラがあるというか。『おはようございます!』って言いたいくらいすごいんですよ」と迫力を表現し、スタジオを大笑いさせた。
「行者にんにく」はネギ科ネギ属の多年草。
北海道では早春に採れる山菜として知られていますが、最近は栽培技術が確立して、栽培物も出回っています。ニンニクに似た臭いがしますが、栄養は満点!爽やかなニンニクの香りは餃子の具として注目を浴びています。
行者にんにくの特徴は、なんといっても独特の香りと味です。ニンニクと同じ香味成分の「アリシン」を多く含んでいるため、ニンニクやニラなどと同様の、またはそれ以上の臭いがします。その臭いは強烈に、ニンニク好きの食欲をそそります。
北海道のお花見は「桜の木の下でジンギスカン」というのが定番ですが、お花見の時期と行者にんにくの旬が重なるため、ジンギスカンに行者にんにくを入れて食べるというのが“北海道流”のお花見です。アルコールと一緒についつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎると翌日は息だけではなく皮膚からも臭いを発します。この臭いが強いがために行者にんにくを敬遠する人もいます。
行者にんにくの由来と別称:アイヌネギとも呼ばれる北海道の山菜
行者にんにくは、修行僧が食べていたことで「行者」、臭いがニンニクにいていることからこの名がつけられました。北海道の先住民族アイヌの人たちが好んで食べていたことから、地元では「アイヌネギ」とも呼ばれますが、いずれも同じものです。
(参考:gooニュース)
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