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なまらあちこち北海道|恵庭花めぐりスタート

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夏の花が咲く観光エリア「はなふる」。「恵庭の花めぐり」計画を構成する庭園の一つで、市民に親しまれている=昨年7月
夏の花が咲く観光エリア「はなふる」

国土交通省のガーデンツーリズム登録制度で、市内の観光エリア「はなふる」(南島松)など市内の6庭園・エリアを巡る計画が登録されることが決ました。

計画は「花と暮らす恵庭の花めぐり」と題して、地元の花のまちづくりに関わる住民団体などでつくる協議会が作成したものです。登録は道内では2番目。徒歩やタクシーなどで庭園を巡るプログラムをつくり、花のまち・恵庭のPRを目指します。

この制度は、国交省が地域の活性化や庭園文化の普及を目的に、2019年度に創設したもので、道内では十勝・上川管内の8庭園を巡る計画「北海道ガーデン街道」が初年度に周遊部門で登録されました。

恵庭の計画は、21年度新設の「探訪部門」に登録予定で、27日に熊本県で開催中の「全国都市緑化フェア」の会場で登録証が交付される見通しとなっています。

計画は、美しい恵み野花の街づくり推進協議会や恵み野商店会、恵庭市など官民8団体でつくる「恵庭ガーデンツーリズム協議会」が作成しました。

計画の期間は観光シーズンの6~9月。プログラムの案には、JR恵み野駅から恵み野地区の商店街沿いの「ガーデンギャラリー」、住宅街からはなふるまでを歩き、花を楽しむコースを盛り込んでいます。

えこりん村の銀河庭園や、サンガーデンのカフェなどを自転車やタクシーで巡るコースも検討し、はなふるでの花植え、恵み野中央公園のアジサイ収穫など市内の体験イベントへの参加を案内し、市民と交流する機会もつくることになっています。

周遊に使うマップや体験プログラムは既存のものを活用します。ガーデンツーリズム協議会はフェイスブックで情報発信し、市内のJR駅にQRコードを掲示して案内する予定です。

6~7月に、はなふるを主会場に開かれる全国都市緑化北海道フェア(ガーデンフェスタ北海道2022)との連携も検討することになっています。国交省はホームページやパンフレットなどで登録を周知いたします。

協議会の代表事務局で、道内各地の庭園の情報発信などに取り組むNPO法人「ガーデンアイランド北海道」(札幌)は
「庭先や公園、道路などまち全体に花が咲いていて、花を通じた人々の出会いもある魅力あふれる恵庭をより多くの人に知ってもらいたい」
と語っています。

恵庭のオープンガーデン

オープンガーデンとは、個人やお店などが自分で手入れしているお庭を一定の期間公開することです。恵庭のオープンガーデンは、特に恵み野地区で盛んです。

ニュージーランドにあるクライスト・チャーチでの視察をきっかけとして、1991年夏に「恵み野フラワーガーデニング・コンテスト」が行われ、次第に「花のまち」として全国的に知られるようになりました。

見学や視察で恵庭を訪れる人が増えていくなか、平成17年に恵庭市民ボランティア花ガイドが活動を開始しました。

「恵庭花とくらし展」では、花ガイドによるオープンガーデンツアーの案内も行っています。

公開期間

お花の愛好家は見頃を大切にしています。恵庭の庭は、6月下旬から8月下旬が見頃となり、9月にはほとんどの庭がクローズになります。

また、庭主さんの都合により、期間内であっても敷地外からの鑑賞のみになることがあります。予め

(参考:北海道新聞、恵庭市HP、ガーデンシティ恵庭)

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