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美容のプロがオススメ!「肌荒れは習慣を疑うべし」
美容編集者/ビューティコンセプター/ビューティエッセイストの麻生 綾さん。ここ数年で一番肌が安定しているという、その秘密はデカフェ生活にあり!?
ノンアル・ノンカフェインで肌の調子がよくなった!?
朝食後にモードの切り替えのために必ず一杯。ずっとブラックでしたが、コーヒーに含まれているシュウ酸を牛乳のカルシウムが相殺してくれると知り、最近はカフェ・オ・レにしています。
現在の肌の状態、ここ数年で一番安定しているかもしれません。いやー、嬉しい。朝晩せっせと塗り込んでいる5C バリア セラムが抜群に合っているということもありますが、実はほかにも思い当たるフシが。
思い当たるフシ、ひとつ目はここ最近の徹底したノンアルコールの励行です。もともと下戸のカテゴリーだったのが、コロナ禍で酒席が減ったことによりアルコール耐性が完全に初期化してしまいました。
そんな状態なのにシュワシュワの誘惑に負けて「んー、ま、一杯だけ」とかやってしまうと、翌朝もれなくニキビのような赤いプツプツが大量発生。要は明らかに体がアルコールを拒絶しているのです。えーんマジか、マジなのか(泣)。食い意地の民としては「因果関係あり」と認めるのは極めて遺憾でしばらく気づかないフリをしていたのですが、肌のご機嫌には換えられません。
COVID-19と肌が落ち着くまで、しばらく我慢、我慢……。 そしてことのついでに、これまであまり気にしていなかったカフェインも極力控えてみることに。とはいえカフェインの代名詞のようなコーヒーは毎朝の習慣であり、長年の仕事のお供。完全にお別れなんてできやしません。
が、正直デカフェって美味しくないじゃないですか。コーヒー色のお湯って感じでユルい、ヌルい、パンチがない。それに、ものによってはカフェインを抜く行程がむしろ体によろしくないといった話も聞きます。
ついに発見! 理想のデカフェ
ところが見つけちゃったのですよ! 普通のコーヒーとまるで遜色なしのコク、開封した際の深呼吸したくなるような豊潤な香り、カフェインの抽出に化学薬品を使わないという三拍子揃った理想のデカフェを。 いや、ほんと美味しいんですよ。
周りにも布教しまくっているのですが、どのフレーバーも甲乙つけがたく、「今日はどれにしようか」と毎日ホント楽しみ。サードウェーブ的な酸味の強いコーヒーが苦手なのですけれど、この中では一番浅煎りというモカも笑顔でいただいております。
思えば、コーヒーよりさらにカフェイン含有量が多い玉露などを飲むと次の日の明け方まで眠れないとか、そもそもカフェインに耐性なしのワタクシ。アルコールと違って赤くなったり気持ち悪くなったりということがないので見過ごしておりましたが、合わない物質はそもそも体に入れちゃいけないんですね。
まあ、好きなものの欠点には目を瞑り評価が甘くなる、というのが人間です。でもいくら体にいいものを取り入れても、同時に合ってないものも摂取していたら、全ては無駄とまでは言いませんが、美容効率は確実に悪い。
私の場合はアルコールとカフェインでしたが、もしかしてアナタの治りにくい肌荒れも、日常に潜むちょっとした「まさか」の習慣が原因かもしれませんぞ? (写真)デカフェ難民が流浪の果てにたどり着いたのがこちら。〈右から〉カフェインレスドリップコーヒー デカフェ・バリアラビカ神山、デカフェ・モカ、デカフェ・コロンビア。私は辻本珈琲のオンラインショップ、急ぐときはAmazonプライムに注文しています。
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