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なまらあちこち北海道|函館のカツオフィーバー 13日連続

産業

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先にも取り上げたように、函館でカツオの水揚げが続いています。道外からも引き合いがきているということですが、いつまで続くのでしょうか。

函館近海産のカツオを仕込む市内のすし店「しん善」店主の杉本哲さん
函館近海産のカツオを仕込む市内のすし店「しん善」店主の杉本さん
函館市
 函館市の南茅部地区などの太平洋沿岸でのカツオの水揚げが、9月中旬に入っても続いている。地元漁業関係者が「過去に例がない」と口をそろえる珍しさもあって道内外から引き合いがあり、市内の飲食店でも話題を呼んでいる。
 市駒場町のすし店「しん善」は8月31日から南茅部産などのカツオを仕入れ、刺し身やたたき、にぎりずしなどで提供している。店主の杉本哲さん(58)は「客からは本場と遜色ないほどおいしいと好評。その日に水揚げされた新鮮なカツオを提供できるのは幸せ」と話す。
 カツオは例年、暖流の黒潮に乗って8、9月に三陸沖まで北上する。専門家によると道内まで来遊し、まとまった水揚げがあるのは珍しい。
 南かやべ漁協では8月31日の1.2トンを皮切りに13日連続で漁獲され、今月2日が0.9トン、5日が1.3トン、10日が0.7トンなど。ブリやイカなどが入る定置網に数百匹単位でかかっている。市場での取引価格は1キロ1800円に達した日もあった。10日には森町でも10トンの水揚げがあった。
 市千歳町の高野鮮魚店の安田寛代表(51)は「血合いがある魚なのに臭みがなく、抜群の味」と太鼓判を押す。同店には地元の個人客や居酒屋に加え、札幌や東京の飲食店からも注文が入っている。安田さんは「いつまでとれるか分からないので水揚げされているうちに食べてほしい」と語る。
(参考:

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