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大泉氏、函館市長選出馬で市役所退職
来春の函館市長選への出馬を表明している同市の大泉潤保健福祉部長（５６）は２９日、市役所で退職辞令を受けた。退職は３１日付。
工藤寿樹市長（７２）が公務のため、辞令は平井尚子副市長から受け取った。辞令交付後、大泉氏は北海道新聞の取材に対し、市長選で掲げる政策について「心にはあるが、３１日まで公務員の身分なので話すのはふさわしくない」と語った。
大泉氏は１２日に工藤氏へ退職願を提出した。現時点で同市長選に出馬表明しているのは大泉氏のみで、３期目の工藤氏は態度を明らかにしていない。
大泉氏は江別市出身。早大を経て函館市役所入りし、観光部長などを務めた。俳優の大泉洋さんは実弟。
大泉洋さんの兄・潤氏函館市長選への出馬検討
北海道を代表する芸能人と言えば、以前は歌手の松山千春さん。今は多方面で活躍中のマルチタレントの大泉洋さんです。
函館市の大泉潤保健福祉部長（５６）が、任期満了に伴う来年春の函館市長選への立候補を検討していることが１１日、明らかにされました。
このことは複数の関係者が明らかにしています。現在３期目の工藤寿樹市長（７２）は市長選への態度を今のところ明らかにはしていません。関係者によると、大泉氏は６月下旬に工藤氏側へ出馬の意欲を伝えたというものです。
大泉氏は俳優の大泉洋さんの実兄。大泉氏は１１日、北海道新聞の取材に対し「今はコメントを控えたい」と述べていました。
大泉氏は江別市出身で、札幌北高を経て早大卒業後、１９９５年に函館市役所入り。秘書課長、観光部長などを務め、２０１９年から現職。市内の経済人からも推す声があります。
現時点で市長選への立候補を表明した人はいない。副市長を経て１１年に初当選した工藤氏に対しては経済界に４選出馬を期待する声もある一方、市役所出身者同士の選挙戦は避けるべきだとして調整を図る動きもある。
現市長あいさつ(函館市広報より）
こんにちは、函館市長の工藤壽樹です。
函館市は、北海道の南端部に位置し、北国としては比較的温暖な気候風土を持ち、自然豊かで四季折々の移ろいや新鮮な海の幸が楽しめ、函館山から眺める夜景をはじめ、異国情緒あふれる建物が往時の面影をとどめるなど景観に恵まれたまちです。
また、当市は早くから陸・海・空の交通の要衝となり国内外の玄関口として栄え、南北海道の中核都市へと発展を遂げてまいりました。
現在は、北海道新幹線の開業効果を最大限地域の振興発展につなげるため、青函圏・みなみ北海道の各地域と連携しながら、市民の皆様とともに、函館が有する「歴史」、「景観・街並み」、「食」をはじめとした数多くの資源を磨き上げ、より効果的に発信することで、交流人口を拡大し、まちの活性化を図ってまいりたいと考えております。
また、若者の雇用の創出のほか、安心して子どもを産み育てることができ、老後も暮らしやすい環境の整備など、保健、医療、福祉、教育など各分野にわたって、市民が安心して暮らすことができるまちづくりを進めてまいります。
（参考：北海道新聞電子版）
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