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新幹線乗り入れ調査 大泉氏公約、保育無償化など138項目 函館市長選
函館市長選(4月23日投開票)に立候補する新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が19日、公約発表の記者会見を五島軒本店(末広町)で開きました。
北海道新幹線のJR函館駅への乗り入れに「前向きに取り組む」とし、実現に向けた調査の実施を掲げました。
第2子以降の保育料を所得制限なしで無償化するとし、新小学1年生全員への1人当たり10万円給付も挙げ、公約は計138項目となっています。
第2子以降の保育料を所得制限なしで無償化するとし、新小学1年生全員への1人当たり10万円給付も挙げ、公約は計138項目となっています。
大泉氏は「進化する函館 人口危機からの脱出」をスローガンとし、
《1》教育・文化振興と子どもへの投資
《2》経済回復と市街地活性化
《3》スポーツ健康都市
など八つの柱を並べました。
新幹線乗り入れを巡っては「ミニ新幹線を想定している」と説明した。ミニ新幹線は在来線を改良し新幹線の軌道幅とする方式。
子育て支援では放課後の無料学習支援を打ち出し、公立はこだて未来大の授業料無償化の対象拡大も検討するとしています。「五稜郭とその関連施設群」の世界遺産登録を目指す活動の推進も挙げています。
看護系大学・看護学部の設置検討や、市の事業の地元優先発注の拡大、函館への移住者を対象にした移住支援金の上乗せ、除排雪の強化も盛り込んでいます。
財源は現市政の事業を見直して捻出するとし、「かなり投資しているがリターンになっていない分野がある。聖域なく見直す」と述べています。
4年後のふるさと納税の寄付総額を現在の約10倍となる100億円に引き上げる目標も示しています。
138項目の公約について「4年間でできないことも含まれている。最低でも2期8年はやりたい」と言及しました。
4選を目指す現職の工藤寿樹氏(73)が1月に発表した公約との違いを問われ「違いを意識して政策をつくったわけではない。違うとすれば『停滞か前進か』が違いになる」と強調していました。
(参考:北海道新聞デジタル)
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