モンちゃん、おめでとう! 阪神門別啓人投手(20)が念願のプロ初勝利をつかんだ。ピンチを防ぎながら、6回途中5安打無失点の粘投。「1-0」の完封リレーで、初白星を手にした。高卒3年目で先発登板は通算5試合目。家族が見守る前で、念願の1勝となった。チームは今季初の「伝統の一戦」で3連戦を飾り、昨年5月27日以来の単独首位に躍り出た。

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門別の母実保さん(43)も感無量だった。この日は午前7時ごろに北海道の自宅を出発。父竜也さん(42)はテレビ観戦となったが、親族7人ほどで応援にかけつけた。今季初登板となった前回3月30日広島戦も、広島で応援。2週連続で勇姿を見届けた。「『ナイスピッチ』とラインはしました。『初勝利おめでとう。お疲れ』と。(ヒーローインタビューは)号泣で、あまりちゃんと見られなかったです」とほおを緩ませた。

門別啓人のプロ入り前の経歴について紹介します。

小学校時代から地元北海道では有名選手!

門別啓人は、小学校1年生から北海道の日高町にある富川野球スポーツ少年団に入り、本格的に野球を始めます。

入団後、メキメキと実力をつけ、小学校6年生の時には、北海道日本ハムファイターズジュニアに選出されます。

北海道日本ハムファイターズジュニアの一員として、多くのプロ野球選手を輩出してきたプロ野球ジュニアトーナメントに参加するなど、小学生の時から逸材として注目されていました。

小学校卒業後、日高町立富川中学校に入学すると、軟式野球部に所属します。

中学校でもメキメキと実力を伸ばし、北海道選抜(北海道SBC)に選出され、第20回全国中学生軟式野球大会で3位の成績を残し、自身は優秀選手に輝くなど、全国の舞台でも実績を残しました。

(参考:日刊スポーツ、カルチャ)