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先日もお伝えしましたが、今年はクマの出没が増えています。ハンターの数が減少したことと、雪融けが早く、クマが冬眠から覚めるのが早かったということもあります。もともと、クマが生息していた所に人間が入って行ったということもありますが、共存もなかなか難しいものです。
北海道でクマの目撃情報が相次いでいて、5月だけで328件にのぼっています。
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撮影者
「すごい勢いで食っているよ、怖い」
北海道釧路市阿寒地区で5月、クマの映像が撮影されました。目撃された場所は“釣り人たちの聖地”です。アメマスやニジマスが生息し、全国から観光客が訪れる人気の観光地ですが、相次ぐクマの目撃で、釣り人たちはクマよけスプレーを持参するなど、クマ対策を行っていました。
神奈川県から来た人
「用心していますよ。クマの鈴とかもちゃんと持っていますし」
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クマの目撃情報は相次いでいて、北海道内のクマの目撃が5月だけで328件にのぼっています。5月30日には札幌市でも、やぶの中に潜むクマの姿が確認されました。
札幌市では、クマの目撃情報を受け現地調査を実施しました。合計12個のフンと、フキを食べた跡が確認されたということです。
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札幌市の中心部から車で約50分の、野鳥や珍しい花々が見られる川辺などを巡る定山渓でのガイドツアーでも、散策コースにクマの痕跡がないかなどを事前に確認していました。
定山渓自然倶楽部 中島聖子代表
「ゴミを拾っています」
レジャーシーズンを迎える中、観光地ではクマの出没に頭を悩ませています。
出会いがしらが一番危険です。山に入る時は大きな音が出る物(クマよけの鈴、ラジオ等)を持参しましょう。
(参考:日テレニュース、新潟テレビTeNY)
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