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春のセンバツに続く秋季全道大会は、決勝で北照高校が白樺学園を下し、優勝をしました。
北照が13年ぶり秋全道制覇で来春のセンバツ出場確実

全道を制覇しスタンドの声援に応える北照ナイン
◆第78回秋季全道高校野球大会
▽決勝
北照2―0白樺学園(20日・プレド)
北照が2―0で白樺学園を下して13年ぶり6度目の優勝を決め、来春のセンバツ甲子園出場を確実にした。
1回2死二塁から5番・畠山柊太右翼手適時打で1点を先制した。
その後は追加点を奪えない展開が続いたものの、準決勝まで3試合連続完投の最速139キロ右腕・島田爽介(2年)が、この日も安定感抜群の投球を披露。準決勝で12安打を放った好調白樺学園打線を無失点に抑え、4試合連続完投で頂点に導いた。
夏からベンチ入りしていたのは、最速149キロ右腕の中谷嘉希(2年)とリードオフマンの1番・堀井一護遊撃手(2年)のみ。夏休みの練習試合では公立校などにも負けが重なり、上林弘樹監督は「史上最低のチーム」と危機感を募らせていた。
それでも、苦しみながら小樽地区予選を突破すると、全道では優勝候補の北海を初戦で撃破。駒大苫小牧、旭川実といった実力校を次々に破り、“下克上V”を成し遂げた。
北照はエース島田が全試合完投 失策わずか1
第78回秋季全道高校野球大会(北海道高野連など主催、北海道新聞社後援)では、北照(小樽支部)が13年ぶり6度目の優勝を果たし、来春の選抜大会(甲子園)出場を確実にした。前年覇者の東海大札幌高や道内公式戦17連勝中だった北海(ともに札幌支部)が早々に姿を消す中、北照が投攻守のバランス良く戦い、頂点に立った。
北照はエース島田が4戦をすべて完投。計34イニング、472球を投げ、防御率1.32と優勝の原動力となった。テークバックの小さい腕の振りで打者のタイミングをずらし、相手打線に凡打の山を築かせた。広い大和ハウスプレミストドームでの戦いでは守備が重要だが、4試合でわずか1失策と、島田の打たせて取る投球を支えた。

チーム打率は3割1分。大振りせず、確実に芯で捉える打撃で、準決勝と決勝では毎回安打を放ち、相手に流れを渡さなかった。特に5番に座る畠山は4試合で15打数9安打の活躍で、決勝でも先制打を放った。
11月14日に開幕する明治神宮大会では、初戦(16日)で四国地区代表―帝京長岡(北信越)の勝者と対戦する。
(参考:スポーツ報知、YAHOO JAPANニュース)




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