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男子バスケ日本代表・ホーキンソン選手が、札幌で行われたオーストラリアとの対戦後、観客の前で松山千春の「大空と大地の中で」を熱唱し、ファンから大きな歓声と拍手をもらいました。
バスケ男子日本代表・ホーキンソン、29歳誕生日「1曲歌います」 試合後、松山千春の『大空と大地の中で』熱唱
◇23日 バスケットボール男子・強化試合第2戦 日本95―95オーストラリア(札幌市・北海きたえーる)
ジョシュ・ホーキンソンが美声を響かせた。29歳の誕生日だったこの日はチーム2位の23得点を挙げた。試合後にコートに立つと、「2つ伝えたいことがあります」と切り出し、「一つ目は北海道はでっかいどう! 応援、ありがとうございます」と感謝を伝えた。
続けて、「二つ目は誕生日なので、1曲歌います」と切り出すと、アカペラで「オオゾラニ〜」と歌い出して、松山千春の名曲「大空と大地の中で」を熱唱した。これには6363人の観客が大盛り上がり。ホーキンソンは「飛行機で来るときに覚えました」と説明した。
「数日前から『誕生日に勝って歌いたい』と言っていた。引き分けだからどうしようかなと言っていたけど…」と裏話を明かした富樫勇樹は「すごいな」と語り、「僕が米国の歌を歌うのはありえない。キャラクターも助けになっている。最高です!」とホーキンソンを褒めたたえた。
パリ五輪に向けた強化試合が行われ、トム・ホーバス監督が率いる男子日本代表(世界ランキング26位)がオーストラリア(同5位)と引き分けた。前日の結果と合わせ、札幌での強化試合は1敗1分けで終えた。
この日29歳の誕生日を迎えたジョシュ・ホーキンソン(B1サンロッカーズ渋谷)が前半だけで17得点を挙げるなど序盤から躍動。後半も得点源となり、計23得点を挙げた。
ランキングでは格上のオーストラリアだが、今回の来日メンバーはパリ五輪代表候補不在で若手中心のメンバー構成。強化試合とはいえ連敗は避けたかった中で、第4クオーター開始早々に同点とし、リードする場面もあったが、再び追い付かれた。
バスケットボールの試合は同点で第4Qが終了した場合は延長に入ることが一般的。しかし今回は大会規定で延長戦を行わないことがあらかじめ決まっており、引き分けとなった。
ホーキンソンは「同点でほしかった結果ではなかったが、最後まで集中してチーム一丸となって戦うことができた。この試合から得たものはすごく大きい」と手応えは十分。
誕生日での活躍には「誕生日に試合があるのは、日本でキャリアをスタートして初めて」と喜んだ。パリ五輪へは「(この後)親善試合も国内であるし、練習でチームをもう1度積み上げて、パリ五輪に最高の状態で臨みたい」と誓った。
男子日本代表は今後、7月5、7日に有明アリーナで韓国(世界ランキング50位)との強化試合を実施。これがパリ五輪前では国内最後の実戦の場となる。形式上はまだグリズリーズとの契約が残っている渡辺雄太や、パリ五輪出場について検討中の八村塁(レイカーズ)は、代表活動の参加が決まれば6月下旬から合流するとみられる。
(参考:gooニュース)
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