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コロナ収束願い ホテルなど10カ所で氷像製作
冬の地域活性化や新型コロナウイルス感染拡大の早期収束を願い、札幌と小樽のホテルなど計10カ所で展示する氷像の製作が5日始まりました。「がんばろう北海道」をテーマに、ホテルのシェフら日本氷彫刻会の会員約20人が作品を手がけています。
今年は、さっぽろ雪まつりの会場開設が中止になったこともあり「道民の心の癒やしにしよう」と昨年に続いて企画したものです。各会員は、北海道の自然や動物などをモチーフにした作品を製作します。
札幌市中央区の札幌パークホテルには同日、正面玄関前に氷像用の大きな氷が5本運び込まれました。同ホテルには今回の企画に先立ち、製作した札幌市とドイツ・ミュンヘン市の姉妹都市50周年を記念したミュンヘン市庁舎の仕掛け時計をモチーフとした氷像が展示されています。
ホテルに滞在した小学生の女子は、「解けずに細かいところまで作られていてすごい」と見入っていました。
製作者たちは「氷像ははかないが、見た人の心に残ればうれしい」語っていました。
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