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北海道の観光地は
制限が解除されてから初めて迎えた休日には、北海道の観光地や商業施設に、にぎわいが戻ってきました。
円山動物園
この日が来るのを首を長～くして待っていました。祝日ということもあって、園内はにぎわっています。ゾウも大喜びです。祝日の３日、朝から家族連れでにぎわっていました。
円山動物園は４月から入場者数を１日５０００人に制限し、事前予約が必要でしたが、感染が落ち着いたことから今週月曜日から予約なしで入れるようになり、３日が最初の休日でした。
もちろん、入口での消毒やマスク着用といった感染対策は続きます。
「ずっと家にいたから子どもに楽しいことをさせようと思って来ました」
「ずっと家にいたから子どもに楽しいことをさせようと思って来ました」
「前回は予約してきた。（予約制限が解除され）時間関係なく好きに回れるから違いますね」
と久しぶりに伸び伸びとした子どもたちの姿に目を細めていました。
商業施設・アリオ
札幌の商業施設では、パラスポーツの応援イベントが開かれ、子どもたちが競技を体験しました。
車いすバスケットを試したり、車いすを自在に操る子もいて、将来は車いすでのバスケットやラグビーもできそうな雰囲気でした。
祝日の街を空から見てみると、街中の木々もきれいな赤や黄色に色づいています。
隣の石狩市では、大型商業施設の駐車場には、車がびっしりと並んでいます。店の外にも行列ができていました。
高速道路
およそ半年間停止していた高速道路の休日割引が、３日から再開されました。ＥＴＣの付いた車やバイクは、土日祝日の通行料金が３割引になります。
倶知安町には長～い行列が続いています。その先にあったのが、キッチンカーで作る熱々のハンバーガー。さらに野菜たっぷりのスープカレーやポテトフライもあります。
相次ぐイベント中止で出店の機会が減っているキッチンカーを応援しようと、北海道が主催したイベントです。
中には７個もの袋をかかえた主婦の姿もありました。ハンバーガー４つ、ヤンニョムチキン、キンパ、それに野菜も購入しています。
お隣のニセコ町の温泉宿では、温泉でのんびりリフレッシュする人たちで賑わっていました。
日帰り入浴客は、気持ち的にはどこか出かけてもいいかなと考えてここに来た、と話していました。
宿泊費が最大１万円割引となる「新しい旅のスタイル」は、地域限定だったのが今週月曜日からは全道で使えるようになりました。
しかし、客足がコロナ前まで戻る兆しは見えていません。
ニセコアンヌプリ温泉 湯心亭の関係者は
「札幌、旭川の大都市圏の問い合わせは増えましたが、厳しい状況が続いています。ニセコが冬はスキーの街です。年末は例年通りの予約が入っていますが、年始以降が壊滅的な状況です。日本は感染状況に敏感なので、先の状況が読めないのが厳しい状況ですね」
と心配そうに語っていました。
（画像はいずれもTB北海道ニュースより）
（参考：HTB北海道ニュース、YAHOO JAPAN 二ユース）
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