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なまらあちこち北海道|ドラゴンボール好き所長「戦闘力」アップ作戦・幕別

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職場に漫画の中の言葉を取り入れて、職員の仕事力アップを図っている所長の話題です。

職員名札に「戦闘力」 幕別の振興局出張所

戦闘力が記された名札を前に「以前より職員の良いところを探すようになった」と話す杉原所長(右)と部下の新田さん
戦闘力が記された名札を前に「以前より職員の良いところを探すようになった」と話す杉原所長(右)と部下の新田さん

私の戦闘力は900です―。人気漫画「ドラゴンボール」で登場人物の強さを表す「戦闘力」を参考に、職員の頑張りを数値にして名札に記す職場がありました。

十勝総合振興局東部耕地出張所(十勝管内幕別町)です。良い仕事をしたら戦闘力が上がる仕組みで、発案した杉原浩二所長(52)は「楽しみながら自身の成長を感じてほしい」と狙いを語っています。

ドラゴンボールは、主人公らが強敵と戦いながら成長を遂げる物語。漫画のファンだった杉原所長は9月から、職員15人の名札に戦闘力を記しました。

新人は200から始まり、所長らが仕事ぶりを見て毎月更新。職員が不快に思ったり、仕事で不利益にならないよう、月の数値はプラスにするという内容です。

分かりやすい資料を作ると10ポイント上がるといった仕組みです。裏返すと数値のない普通の名札になり、状況によって使い分けできるようになっています。

耕地出張所は農地の排水整備などに取り組む職場で、若手が経験を積む場として配属される一方、やりがいを感じられず離職する例もあるということでした。杉原所長は職員自身が成長を感じられるよう、ユーモアを交えて「戦闘力」を使ったそうです。

他の人と比較するのではなく「農業を支える職場への誇りを持ってほしい」との願いの表れです。職員からは「相手との話題づくりになる」と好評だということです。

入庁4年目の職員(25)は「仕事を早く覚えて、作中の弱い敵キャラクター『栽培マン』には勝つレベルに成長したい」と目標を掲げていました。

職員のやる気を伸ばし、実績が上がるといいですね。

(参考:北海道新聞電子版)

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北海道のおいしさおとどけします。morimoto(もりもと)

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