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なまらあちこち北海道|高校生が作る弁当、まごころキッチン・三笠

グルメ

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「まごころきっちん」

新型コロナウイルス感染拡大の影響は世界中のあちこちでいろんな活動の休止を余儀なくされています。

空知管内・三笠市にある三笠高校の研修施設「エソール」もその一つです。

もともと石炭の街として栄えた歴史のある三笠市ですが、北海道立高校としては、生徒減が続き、市立三笠高校として生まれ変わりました。学習内容も食の道を志す生徒たちのための高校と姿を変えて、北海道内で唯一の食物調理科単科の公立高校として今年で10年目になりました。

○ 調理師コースでは、卒業時に、国家試験免除で調理師免許を取得することができます。
○ 製菓コースでは、在学中に製菓衛生師免許を取得するため、専門学校様へのスクーリングを行い、3年次に同免許の国家試験を受験します。製菓衛生師国家試験合格率は7年連続で100%とその実績は高い評価を受けています。

地元に愛されるレストラン

その調理部が運営するレストラン「まごころきっちん」が、役5か月ぶりに営業を始めました。
休業中に考案された2つの新メニューが加わり、さっそく三笠市内だけでなく、市外からのお客さんも訪れています。

感染対策のため持ち帰り商品だけの販売ですが、待ちわびていたお客さんも笑顔でした。

営業は主に土日で、4月は17、18、24、25日に行われます。

メニューは新商品の白老牛のすき焼き入り太巻きの助六など、弁当4種類を各千円で予約販売します。

お客さんは予約時間に合わせて訪れ、オープンの17日は計62個が完売しました。

初めて来店し、2個を購入した三笠市の主婦は「道内各地から生徒が集まり、一生懸命勉強している様子は頼もしく感じます。食べるのが楽しみです」と語っていました。

製菓部運営のカフェ「シェリー」はショートケーキなどの生菓子117個と焼き菓子とパンを販売しました。

生菓子は完売し、3年生の部長は「どれもおいしそうと言ってもらえて、うれしいです」と喜びを語ってくれました。

三笠高校生レストラン ESSOR(エソール)

生徒が調理・接客を担当、料理やスイーツなどを一般客に提供し、腕を磨く研修施設『エソール』とは、フランス語で「飛翔」の意をもちます。
生徒が夢に向かって大きく羽ばたくことを願って名付けられました。
調理部が運営する「まごころきっちん」では、三笠市内をはじめ北海道の良質な食材を使用して、手間暇かけた料理を販売しています。
製菓部が運営する「Cherie(シェリー)」では、生徒が考案した洋菓子を提供し、市内企業の三笠振興開発㈱が運営するESSOR STORE(エソールストア)では、地域連携部が市内外の企業と共同開発をしたメロンパンやジェラートも提供していて、これも人気のある商品です。
プロ仕様の調理設備を備えたレンタル施設「キッチンスタジアム」は、料理教室や料理コンテストなどの催しの会場として企業・団体に貸し出しもしているほか、グループでの一般利用も歓迎しています。
パンや菓子づくり専用の電気オーブンや温かい食材を急速に冷やす機械など珍しい調理器具・設備がそろっていますので、ご家庭で調理できない料理にも取り組んでいただけるようになっています。

【まごころきっちん】※要事前予約

■メニュー

①望来豚としいたけのステーキ弁当  ※新作メニュー

②牛すき太巻きといなり寿司の助六弁当  ※新作メニュー

③彩りばらちらし弁当

④エゾ鹿肉としいたけのステーキ弁当

■料金
各種1,000円(税込)
■受け渡し時間 ※指定した時間内にお越しください。
①11:00~11:30  ②11:30~12:00
③12:00~12:30  ④12:30~13:00

弁当の予約は専用ページからで、営業日は電話((電)01267・3・7337)でも受けます。販売数は、1週間前の予約状況で決めます。

カフェは午前9時から入店時間を指定する「受け付けカード」を配り、営業は午前11時半~午後2時半となっています。

■オンライン予約ページ
https://airrsv.net/magokoro-MKS/calendar/

■詳細についてはこちら
https://www.facebook.com/magokoro.MKS/

OBの応援も

なお、地元出身の俳優・小日向文世さんは、三笠高校のOBで三笠高校を応援しています。

(参考:北海道新聞・石橋治佳氏、三笠高校HP、北海道教育委員会HP)

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