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なまらあちこち北海道|冷気満点の氷のトンネル・西興部村

自然

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毎年夏になると、涼を求めて観光客が集まってくる西興部(にしおこっぺ)村の氷のトンネル。ここ何年かは自由に立ち入りできなくなっています。そのため、年に1日だけ限定して安全を確認した上で一般開放しています。

ウエンシリ岳の麓には、炎暑でも4度という肌寒さを感じる涼味満点の「氷のトンネル」がある。氷のトンネルは、切り立った絶壁から積雪や表層なだれによって、高さ十数メートルも雪が固く積み重なったものに、上部はなだれと一緒に落ちてきた木の葉などに覆われて融雪を阻み、一方藻興部川の源流となる沢水の温度が高まり、熱対流により下から雪が融け出してできる、自然が作った真っ白い巨大なトンネルです。

 

高さ3メートル前後、幅4・5メートルあまりのトンネルは、積雪の多い年では500メートルに達することもある。トンネル内は、巨大な「のみ」で削り取られたような亀甲状の模様(アプレーション・フォロー)が生じ、入り口から差し込む光に輝き、冷気とともに神秘の世界を作り出す。炎暑の頃は一服の清涼を求めて訪れる人があとを絶たない。

 村商工会青年部は30日、夏にウエンシリ岳の麓の沢で自然につくられる「氷のトンネル」を1日限定で無料公開しました。コロナ禍を経て4年ぶり。吹き出すひんやりした約4度の冷気を満喫できる。
 トンネルは、沢筋に固く積み重なった雪の下部が、沢水の水温上昇によって解けてできる。上部の雪は落ち葉で表面が覆われて断熱されるため厚く残るという。崩落の危険があり、普段は近づけないが、同青年部が村の魅力発信のため1日限定で公開する。
 当日は、ウエンシリキャンプ場が集合場所。随時運行する無料シャトルバスで移動し、さらに5分ほど歩くと氷のトンネルに着く。バス降車地で青年部などが軽食を販売する。
公開は午前10時~午後2時。長靴持参。問い合わせは村商工会、電話0158・87・2974へ。
(参考:STVニュース、西興部村HP)

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