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なまらあちこち北海道|ニトリ、家電販売に注力 その狙いは

産業

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家具の「ニトリ」が家電販売に手を広げました。住まいで必要な物はすべて揃えますという強気の姿勢です。

ニトリ、家電販売に注力 国内全店舗に売り場展開へ

新発売のドラム式洗濯乾燥機をPRする似鳥昭雄会長(右)と永井弘常務執行役員

新発売のドラム式洗濯乾燥機をPRする似鳥昭雄会長(右)と永井弘常務執行役員

 

 家具・インテリア製造小売り最大手のニトリホールディングス(HD、札幌)の似鳥昭雄会長は22日、現状は15%ほどの店舗にとどまる家電専用売り場を、3年程度で国内の全店舗に広げる方針を示した。家電を家具や寝具、雑貨などホームファッションに次ぐ収益の柱に育てる狙いだ。
 同日、東京都内で開催した新商品説明会で明らかにした。家電売り場は約165~330平方メートルを軸に展開。また、同社は今後、年間100アイテムの新商品を投入する計画も明かした。
 ニトリは2009年に家電事業に参入。22年には家電量販店大手エディオン(大阪)と資本業務提携し、小型の調理家電や単身世帯向けを中心に商品開発してきたが、大型の家電にも注力する考え。
 「2、3年前から家族向けの大型家電の試作を重ね、価格や機能性で他社に負けない商品ができた」。手始めとして、似鳥会長が説明会で自信を持って発表したのが同日発売のドラム式洗濯乾燥機だ。同社の調査で、家庭でドラム式の普及率が25%にとどまる結果を得たことから開発した。
 価格は洗濯容量10キロが9万9900円、12キロが12万9900円で白と黒色の2種類を用意。他社で販売する同型機の平均価格の半値以下に抑え、10キロモデルは同社の縦型洗濯機より小さく、設置しやすさを重視した。
 家電売り場は来年中に約560店舗のうち300店舗に広げる方針。似鳥会長は「住まいで必要なものは全部そろうよう、次は家電に力を入れたい」と話した。
(参考:北海道新聞 有料記事)

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