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道東最古の公園
市民の憩いの場
1921年(大正10年)というと、ちょうど今から100年前、北見市内ここ野付牛に開設された公園です。それが道東で最も古い野付牛公園で、今では隠れたデートスポットとなって市民に人気がある場所になっています。
以前私が訪れたのは5月の今頃で、少し肌寒い午前中、年配のご夫婦が寄り添って公園の池の縁に座って日向ぼっこをしている様子が微笑ましく感じられた場面でした。
ちょうど、この写真のような光景でした。
午後は明るい日差しの下で、家族連れやカップルがボートに乗って楽しんでいる姿が見られ、時間がゆっくりと流れて行きました。時間がある人たちにとっては絶好の行楽地だと言えましょう。
以前は遊具もあったのですが、今は他の場所に移されたのだそうです。私の感じた印象では、今のままの方がゆったりと楽しめる場所のような気がします。
改築の予定
開設から100年となり、それを記念して、老朽化した管理棟やトイレを改築するという予定が市によって公表されました。
公園の奥には樹齢300年を超える樹木もあり、野生のリスや鳥が生息しています。遊歩道では、エゾリスやモモンガが観測されることもあり、望遠レンズを付けたカメラマンが撮影している様子も伺えます。
春は桜、秋は紅葉が美しく、冬はスケートリンクも作られ、一年を通じて楽しむことができるスポットです。
北見市では公園の歴史をまとめたパンフレットを作製し、もっと市民に知ってもらおうという計画のようです。
(参考:comolib、PARKFUL、北見観光協会HP、北海道新聞)
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