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8校による新方式で開幕し、4試合が行われた。西ブロックの北海道教大旭川は1―0で室蘭工大を完封。発熱しながらもマウンドに上がった最速148キロ右腕・小倉巧(3年=室蘭栄)が、4回を2安打無失点にまとめた。
【大学野球】37度の微熱残るも北海道教大旭川の小倉巧が先発 4回2安打無失点で開幕戦勝利呼び込む 「今も頭がフワフワ」

◆北海道学生野球春季リーグ ▽第1節第1日 北海道教大旭川1―0室蘭工大(25日・とましんスタジアム)
最高気温9度に自身の体調不良も重なる悪コンディションの中、小倉が粘りの投球で道教大旭川を勝利に導いた。4四死球と制球を乱しながらも得点を与えず、「今も頭がフワフワしていて、本当に申し訳ない。めちゃくちゃバックに助けられました」と野手の好守に感謝した。
2日前に発熱し、38度近くまで熱が上がった。最後にブルペン入りしたのは約1週間前の19日。24日もほとんど練習ができず、夜は30分ほどの睡眠で初戦を迎えた。
この日も37度の微熱があったが、先発を志願した。2〜4回の3イニングはいずれも得点圏に走者を背負ったが、この日最速144キロをマークした直球を軸に要所を締めて無失点投球。調子が悪い中でも最低限の役割は果たし「毎回調子は違うので、修正力を上げていかないといけないと感じた。課題を見つけられた試合だったのでよかった」とうなずいた。
高校では内野手で、大学から投手に転向した右腕。投手歴約2年で最速148キロまで成長した。2強の函館大、東農大北海道撃破に燃えているが、「地に足をつけて、まずは旭大(旭川市大)。先ばかりを見ないでやりたい」。万全の体勢を整え、白星を積み重ねていく。
道教大旭川エース・小倉巧が強豪撃破で来秋ドラフト候補に名乗り バイト代を強化費に投手転向2年で球速10キロUP…北海道学生野球連盟春季リーグ戦25日開幕
北海道学生野球連盟の春季リーグ戦が25日、苫小牧・とましんスタジアムなどで開幕する。道教大旭川のエース・小倉巧(3年=室蘭栄)は最速148キロを誇る右腕。函館大、東農大北海道の2強に食らいつき、来秋のドラフト候補に名乗りを上げる。
隠れた逸材が強豪撃破に燃えている。道教大旭川の小倉は「環境は言い訳にしたくない。楽しかったら成長できるし、チームメートにも恵まれている。函館大、東農大(北海道)に勝つ」と力を込めた。
胆振(いぶり)地域でトップクラスの進学校である室蘭栄では理数科に所属。野球部では主に遊撃手としてプレーしていたが、「チームにピッチャーが少なかった。元々肩には自信があったのでやってみようと思った」と大学入学後投手に転向した。
大学には室内練習場がなく、秋季リーグ戦後は約4か月ほどブルペンでの投球が出来ない。私立に比べて恵まれた環境ではないが、フィットネスジムのアルバイトで稼いだ給料を使い、昨年のオフから定期的に札幌でのトレーニングを開始した。ドラフト指名された選手を指導してきたトレーナーの下でフィジカルを鍛え、栄養学を学び、投手転向後2年で10キロ以上球速がアップ。アベレージも140キロ台まで上がっている。
大学入学時に「想像もしていなかった」というプロ入りの夢。球速の大台も目前に迫り、卒業後に上のレベルへ進みたい思いが芽生えてきた。昨季沢村賞を受賞した日本ハム・伊藤大海は同じリーグから球界を代表する選手に成長しており、「あまり知られていないリーグでも実力があれば評価されることを証明してくれた。自分もプロを目指したい」。無名の存在から北海道を代表する投手へ。自身の野球人生を変えるシーズンにしてみせる。
(参考:スポーツ報知)




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