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なまらあちこち北海道|かにめし食べましたか?・長万部

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読めますか?長万部

読みが難しい地名には必ずと言ってよいほど「長万部」が使われていました。
今では多くの人が知っているようですが、この「おしゃまんべ」場所は道南にあります。

この長万部町が面している海が「噴火湾」です。

噴火湾の名前の由来は、周囲に火山が多く、その噴火によって作られた湾だということですが、実際は火山の噴出物が湾内には見当たらず、これはカルデラに海水が侵入してできたものであるというのが今の説のようです。別名「内浦湾」とも呼ばれます。
それで、長万部の名物はご存知ですか? そう「毛ガニ」なんです。町内で作られる「かにめし」は特に有名で、JR長万部駅の「かにめし弁当」は、今でも売れ行きナンバーワンです。

さて、その噴火湾の毛ガニ漁が解禁され、道南の長万部町は水揚げに活気づいています。

毛ガニ漁の時期

毛ガニ漁は、実は地域によって異なります。

12月~4月頃 日高地方
2月~4月4頃 厚岸
3月~7月頃 オホーツク沿岸
6月~8月頃 噴火湾
1月~3月、9月~12月頃 釧路沿岸

今は噴火湾の時期

長万部漁港には、午前8時ごろから漁を終えた漁船が次々と戻り、カゴにかかった毛ガニを水揚げしていました。

噴火湾の毛ガニ漁は、資源保護のため甲羅の幅が8センチ以上のオスに限って認められ、漁の時期や漁獲量もあらかじめ決められています。このことはほとんどの地域がそうです。

18日、長万部漁港ではおよそ180キロの毛ガニが水揚げされ、平年より高い価格で取り引きされました。

関係者の話では「身入りはいいです。水揚げ量の増加は明日以降に期待したいです」と話していました。

長万部漁協によると、小(甲長8~9センチ未満)、中(同9~10センチ未満)、大(同10センチ以上)に分けて取引。初日は1キロ当たり小4300円、中5500円、大8200円と、前年より2~3割ほど高値がついた。(北海道新聞)

今年は自粛、毛がにまつり

長万部町観光協会によると、例年は地元の毛ガニが味わえる「おしゃまんべ毛がにまつり」を毎年の漁期に合わせて開催していますが、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に引き続き中止が決まりました。

その代わり、町内で7月10日に、販売会を予定しているそうです。

噴火湾で獲れた毛ガニが水揚げされる様子のNHKニュースです。ご覧ください。

(参考:閉鎖性海域ネット、HNKニュース、長万部町観光協会HP)

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