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なまらあちこち北海道|コロナ下の元気企業、マルハ橋本商会・小樽

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コロナ下でも頑張って業績をあげている会社もあります。頑張ろう北海道!

発見!コロナ下の元気企業

マルハ橋本商会 露店向け魚肉フランク好調

魚肉フランクフルトと創業時の主力商品の魚肉ウインナーを手に事業の展望を話す蛯谷常勤顧問
魚肉フランクフルトと創業時の主力商品の魚肉ウインナーを手に事業の展望を話す蛯谷常勤顧問

新型コロナウイルスの感染拡大で自宅での食事の機会が増え、主力商品の、鍋やスープに入れる「調理生すりみ」の売り上げが好調と聞きました。

2021年度の売り上げは前年比1割増で、22年度もほぼ同じ水準を維持。元取締役で現在も工場の第一線で働く常勤顧問の蛯谷正純さん(68)は
「コロナで需要の減少傾向に歯止めがかかった。これからも道民に欠かせない食材であり続けたい」と意気込んでいます。

原料

主な原料はスケソウダラとホッケで、「とりごぼう味」や「えび味」など20種類。同社が1970年に日本で初めて製造法を確立したということです。現在は10月から2月を中心に年間700トン超を出荷しており、9割が道内向けで、売り上げ全体の7割を占めています。

かつては道外にも工場を持ち、かまぼこなども製造していましたが、事業拡大が裏目に出て2012年に民事再生法の適用を申請することに。工場を小樽に集約し、扱う商品も得意分野に絞ることで、当初計画より1年9カ月早い20年6月に再生手続きを完了しました。

今、力を入れるのが、今年6月に発売した直径2センチ、長さ17センチほどの魚肉フランクフルト「おさかなフランク」です。

同様の商品を小樽の別の食品会社が製造し、主に道内の祭りの露天商に販売していましたが、コロナの影響で祭りの中止が相次ぎ、この会社は20年に廃業してしまいました。困った露天商などの要望を受け、半年がかりで開発しました。

こちらも売れ行きは好調で「お祭りで欠かせない商品として、末永く愛してもらえれば」(蛯谷さん)と期待しています。

ここがスゴイ

 北陸銀行小樽支店・松本章支店長
1970年に日本初の調理生すり身の製造、販売を始めた老舗でして、お客さまの声に応え、道内のお祭りでよく見かける「魚肉フランクフルト」も手がけるなど、チャレンジ精神旺盛な会社です。

メモ

▽本社 小樽市祝津2の352
▽社長 橋本一博
▽創業年 1961年
▽事業内容 水産加工業
▽売上高 7億6900万円(2021年4月期)
▽従業員数 59人
▽電話 0134・22・9557
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