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北海道が今季本拠初勝利 チーム最多21得点の富永啓生「ホームで2連敗はできない」

ゴールに攻める北海道の富永(右端)(撮影・保坂果那)
<バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)第4節:
北海道90-74FE名古屋
◇19日◇札幌・北海きたえーる
レバンガ北海道が今季ホーム初勝利を挙げた。富永啓生(24)がチーム最多21得点を挙げて貢献した。
第1クオーター(Q)立ち上がりに連続失点し、0-9だった2分39秒。自ら攻め込み、ジャンプショットでチーム初得点を奪うと、ゴール裏に向かってほえた。
同3分59秒には得意の3点シュートを決めて7-11。点差を縮め、チームにリズムを与えた。ホーム開幕戦だった前日18日に敗れた相手に雪辱し「昨日の悔しい、情けない負けをどうしても取り返したかった。ホームで2連敗はできない」と振り返った。
会場を盛り上げた。3点シュートを決めると、左手でお決まりのポーズを取り、仲間の得点にはマッスルポーズで喜んだ。ベンチにいても、スタンドに向かってさらに応援を求めるジェスチャー。「せっかくホームでやっている。自分たちが最大限にアドバンテージを取れるところを取っていかないといけない」。観客を巻き込んで一体となって戦った。
第4節を終え、4勝3敗で勝ち越している。次節25、26日の仙台戦もホームで戦う。「これからもタフな試合が続く。自分たちはうまくいっている時はどのチームよりも強いと思っている。引き続きやっていきたい」と見据える。背番号30はプレー面でも精神面でも頼もしく、チームをけん引している。
前半は互いに点を取り合う展開となるなか、北海道はジャリル・オカフォーを中心に得点を重ね、39-34と5点リードで試合を折り返した。
後半に入ると、北海道は富永啓生のゴール下での得点をきっかけにして10-0のランを炸裂させるも、FE名古屋のジャモルコ・ピケットを中心とした猛反撃に遭い、第3クォーター終了時には61-60とリードを広げるには至らず。
それでも、迎えた第4クォーターでは序盤に富永が連続で7得点を奪って試合の流れを手繰り寄せると、そのままリードを譲ることなく90-74で勝利した。
今シーズン4勝目をあげた北海道は、富永が21得点、オカフォーが17得点6リバウンド、ケビン・ジョーンズが13得点7リバウンド、ドワイト・ラモスが13得点8アシストをマークした。
一方敗れたFE名古屋はピケットが21得点3スティール、ショーン・オマラが14得点、保岡龍人が8得点を挙げた。
■試合結果 レバンガ北海道 90-74 ファイティングイーグルス名古屋(@北海きたえーる) 北 海 道|23|16|22|29|=90 FE名古屋|19|15|26|14|=74
(参考:YAHOO JAPANニュース)



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