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バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)のレバンガ北海道は3日、24年パリ五輪(オリンピック)日本代表の富永啓生(24)が加入すると発表しました。
富永啓生が北海道入り「全“緑”で頑張ります」米Gリーグのプレー経てBリーグ初参戦

富永啓生(2024年撮影)
関係者によると複数クラブが獲得に名乗りを上げていたといい、今季B1東地区5位の北海道が、日本屈指のシューター獲得に成功した。
24年6月、オーストラリアとの強化試合でシュートを放つ富永
富永は
「チームのホームアリーナである“北海きたえーる”はパリ五輪前の日本代表国際強化試合(日本生命カップ2024北海道大会)の時にプレーさせていただきましたが、北海道のバスケットボールファンの皆さんの熱く大きな声援がとても凄かったことを今でもはっきりと覚えております。再びこのアリーナでプレーさせていただけることが、今からとても楽しみです!」
とコメント。
さらに「目先の目標であるクラブ初のチャンピオンシップ出場を果たし、そしてその先にある“Bリーグ初制覇”に貢献できるよう、3ポイントシュートを武器に全“緑”で頑張ります。チームへの熱い全“緑”応援をよろしくお願いします!」と意気込んだ。
3点シュートが代名詞の富永は、愛知・桜丘高から本場米国のレンジャー短大へ進み、21年にネブラスカ大に編入した。
今季はNBA下部Gリーグのマッドアンツに在籍。だが、シーズン14試合出場で1試合平均5・4得点と出場機会は限られ、帰国直後の5月1日には「最終的な目標はNBA。どういう道を通るのが一番いいのかを考えています。日本のリーグが大きくなっているのは実感している。いつかプレーしたいのはある」とBリーグへ興味を示していた。
北海道は5月13日にドイツ人のトーステン・ロイブル氏(53)の新ヘッドコーチ(HC)就任を発表。同氏は21年東京五輪に向けた3人制男女日本代表ディレクターコーチ兼HCを務めており、当時3人制で五輪に出場した富永とは師弟関係にあたる。
Bリーグは26年秋に「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」が始まる予定。成長を続ける日本バスケットボール界が、さらに盛り上がることになりそうだ。
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