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全国高校サッカー選手権道予選は、札大谷が旭実に3-1で勝利し、4年ぶり4度目の優勝を果たしました。
全国高校サッカー選手権道予選は2日、大和ハウスプレミストドームで決勝を行い、札大谷が旭実に3-1で勝利し、4年ぶり4度目の優勝を果たした。
前半4分、旭実がMF鈴木の左足の鋭いシュートで先制。札大谷は同20分、DF森が同点弾を決め、同32分には、右サイドの細かいパスで旭実DFを崩し、FW真浦が決めきり逆転に成功した。後半36分には道内高校生の最高峰カテゴリーのプリンスリーグで得点王のFW簗詰が追加点を決めた。
札大谷は12月28日に開幕する全国高校選手権(東京・国立競技場ほか)に出場する。
旭実、前半に逆転許す 主将萩野「勝ちたかった」
夏の王者の旭実は、札大谷に敗れ、2年連続の準優勝に甘んじた。主将の萩野は「勝ちたかった」と言葉を詰まらせた。
スコアを最初に動かしたのは旭実だった。前半4分、MF高杉が敵陣中盤でボールを奪うと、左サイドの鈴木に展開し、相手DFの裏を突いた。鈴木はクロスをあげることも考えたが「最初の時間帯だったのでシュートを打つことに変えた」といい、左足を振り抜きゴールを決めた。「たくさん応援が来てくれている中で自分が点を取れたのはうれしかった」と振り返った。
だが札大谷にボールを持たれる時間が増え、前半のうちに逆転を許した。鈴木は「守りに回ってしまった。もっとパワーを持って前半40分戦えていたら」と後悔を口にした。
萩野は「後輩にはこの悔しさを忘れないで頑張ってほしい」と、来年のリベンジを託した。
(参考:北海道新聞メールサービス)
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