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全国高校サッカー選手権北海道大会は、昨年王者の札幌大谷が、4発快勝で2年連続決勝に駒を進めました。
札幌大谷が史上2校目の全道3冠王手 チーム得点王・吉田朝陽がゴールラッシュ【全国高校サッカー選手権北海道大会】
■全国高校サッカー選手権北海道大会(10月27日、札幌・大和ハウスプレミストドーム) ▽準決勝 札幌大谷4-0札幌創成

後半8分、この日2点目のゴールを決め、喜ぶ札大谷のFW吉田(左)
開始3分にFW遠藤煌太(3年)が先制ゴール。前半終了間際の39分には、FW吉田朝陽(3年)が追加点を挙げると、吉田は後半8分にもダメ押しのチーム4点目を決め、全道大会3試合で6得点。守備でも3試合連続完封で、大会2連覇と14年ぶり史上2校目の道内3冠に王手をかけた。
11月9日の決勝は、全道高校サッカー決勝で下した北海と対戦する。2トップの一翼を担う吉田のゴールラッシュで、大記録にマジック1とした。
「楽しかったですね。雰囲気とか、お互い全校応援ですごい応援の中、緊張感を持って試合できたことも、4-0の無失点で、大量得点っていうのもあって、スコアも含めて楽しかった」
と声を弾ませた。
持ち味を遺憾なく発揮した。センターライン過ぎからのスルーパスに抜け出すと、ペナルティーエリア内にドリブルで持ち込み、相手ディフェンス1人をフェイントでかわし、右足を振り抜いた。
「ゴール前は冷静に、というのは、今までの試合でも心がけていたところ。冷静に切り返してシュートを打てたのは自分らしいなっていうのもあったし、良いパスが来たので、仲間のためにも決めなきゃいけない場面だった」。
清水隆行監督(50)は
「あれでちょっと僕らも精神的には落ち着いた」
と、賞賛した。
3点目が入った直後、相手陣内でディフェンスにプレスをかけ、バックパスを奪うと、そのままゴール。これで通算6得点。チーム内得点王を独走する。道内3冠が懸かる9日の決勝戦へ。
「ここまで来たら全試合得点して優勝という形で終わりたいので、1点でもつかみ取れれば」。王者の椅子は、絶対に守り抜く。
(参考:YAHOO JAPANニュース)



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