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なまらあちこち北海道|スポーツ3種目の中高生、全国で輝く・釧路・白糠・弟子屈

スポーツ

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オリンピックの日程がすべて終了し、日本は20個の金メダルを獲ることができました。将来のオリンピックで金メダルを狙う北海道の中高生がいます。
日頃あまり報道されない選手たちを紹介。

<釧路、白糠、弟子屈>スポーツ3種目 中高生、全国で輝く

陸上 立命館慶祥高の畠山さん、インターハイ2冠

 立命館慶祥高(江別)3年の畠山このみさん(17)=釧路市出身=が、福岡市で行われた第77回全国高校総体(インターハイ)の陸上競技2種目で優勝した。インターハイで女子選手が2冠を達成するのは史上4人目で、釧路勢では初めて。最優秀選手賞にも輝いた。「五輪を目標に世界で戦える選手になりたい」と意気込む。
福岡市で行われた大会を振り返る畠山さん(左)

福岡市で行われた大会を振り返る畠山さん(左)

 

 インターハイの陸上競技は7月28日~8月1日に行われた。畠山さんは女子400メートルで54秒89、女子400メートルハードルで58秒23を記録、2種目で優勝。全選手から男女各1人が選ばれる最優秀選手賞も受賞した。
 市立鳥取西中在学中は走り幅跳びに打ち込んだ。全国レベルの陸上選手が集まる立命館慶祥高に進み、1年目にハードルを開始。昨年度のインターハイは400メートルハードルの準決勝で敗れた。畠山さんは「家族や仲間に支えられ、監督と日本一を目指して練習を積んできた。2冠達成できて本当にうれしい」と振り返った。
 釧路地方陸上競技協会の本田貢理事長や家族とともに7日、市役所を訪れた。蝦名大也市長は「素晴らしい成績を残してくれて感謝している。釧路市民みんなの宝」と激励。畠山さんは、月末に韓国で行われる交流試合に日本代表として参加するほか、10月の国体などの出場が内定している。

バドミントン CBBC白糠、初の全国切符

 【白糠】町内のバドミントンクラブチーム「CBBC白糠」が、中体連全道大会で活躍した。団体戦で準優勝し、白糠勢の団体として初めて全国大会出場を決めた。男子ダブルスや同シングルスでも上位に入り、所属する8人全員が全国への切符を手にした形で、存在感を見せつけた。
全国大会団体戦に挑むCBBC白糠の選手たち

全国大会団体戦に挑むCBBC白糠の選手たち

 全道大会は7月31日から8月1日に滝川市で開催。団体戦は砂川市立砂川中に僅差で敗れたが、準優勝だった。個人戦でも男子ダブルスで主将松下一誠さん、副将青木一馬さんペアが準優勝。男子シングルスでメンバーの押久保太智さんが2位、内山渉夢さんが3位に入賞し、いずれも全国大会出場を決めた。
 CBBC白糠のメンバーは8人全員が町立義務教育学校の白糠学園8年生。小学生時代に2年連続で全国優勝を果たし、ジュニアの日本代表選手でもある白糠出身の松下さんを慕う選手が集まってチームを結成した。
 8日は白糠学園体育館で、基礎トレーニングや試合形式の練習に汗を流した。全国大会は21日から福井県で行われる。団体は全国8強以上、個人戦ではそれぞれベスト4以上を目指しており、松下さんは「8人全員で全国出場を決められてうれしい。みんなで声を出し、全力で応援しあって、気持ちを高めたい」と話した。

柔道 弟子屈中の小泉さん全国へ

 【弟子屈】長野県佐久市で20日開幕する中体連の第55回全国柔道大会に、弟子屈中2年の小泉颯葉(そよ)さんが出場する。町教委によると、弟子屈の中学生が柔道で全国出場するのは記録の残る限り初めてという。9日には役場1階で、壮行会が開かれた。
中体連の柔道全国大会に出場する小泉さん

中体連の柔道全国大会に出場する小泉さん

 小泉さんは先月下旬に帯広で開かれた全道大会の女子63キロ級で優勝し、全国切符をつかんだ。小学1年のころから弟子屈柔道スポーツ少年団で柔道を始めた。当時から指導する佐々木敏行さんは「小学生のころ、稽古の厳しさに泣きながらも相手に懸命に向かっていった姿が印象に残っている」という。
 得意技は大内刈りで、相手が逃れられないように力強く瞬時に仕掛けていくという。週末には高校生を相手に練習する。佐々木さんは「全国に向け、先に組み手が取れるようにするなど力を入れていきたい」と語る。
 壮行会では、小泉さんの全国出場を祝う垂れ幕が掲げられ、吉備津民夫副町長と岩原勝行教育長が全国出場を祝した。小泉さんは「これまで支えていただいた多くの方々に感謝しながら、全国で頑張りたい」と、元気に決意を述べた。
(参考:北海道新聞デジタル)

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