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オリックスから日本ハムに移籍してきていた金子千尋投手が、現役引退を表明したのは周知のとおりです。
日ハムに来た時も、投手としては下り坂であったため、日ハムでは大きな仕事はしてはいませんでしたが、チーム内の投手にはいろいろアドバイスもしたり、変化球の投げ方を教えたりという貢献はありました。
今後はコーチ学を学び、再び日本の選手に力を与える存在となることが期待されています。
後半は金子投手に一問一答があります。
日本ハム・金子千尋投手が現役引退表明
日本ハムを自由契約となった金子千尋投手(39)が23日、札幌市内のホテルで記者会見を開き、現役を引退し、日本ハムの特命コーチに就任することを明らかにしました。「他球団から声がかからなかったことで決断した。正直言えば心残りはあるが、すごく恵まれた野球人生だった」と語っています。
新潟県出身で、長野商高からトヨタ自動車を経てドラフト自由枠で2005年オリックス入団。10年に最多勝、13年に最多奪三振のタイトルを獲得。14年には最多勝、最優秀防御率の2冠に加え、パ・リーグ最優秀選手(MVP)と沢村賞に輝いたという実績もあります。
18年オフに日本ハムに加入しましたが、移籍後は計10勝でした。通算成績は387試合、130勝94敗5セーブ、防御率3・08。
特命コーチとして来春から約半年間、球団の業務提携先の米大リーグ・レンジャーズにコーチ留学する予定。「こうすればもっと伸びるといったその選手を評価できる目をまずは身に付け、スケールの大きな選手を一人でも多く育てたい」と述べました。
金子千尋投手の一問一答 現役引退会見
23日に現役引退を表明したプロ野球北海道日本ハムの金子千尋投手(39)は、記者会見で時折言葉に詰まりながら、丁寧に思いを語りました。
―今の心境は。
「正直なことを言うとこの会見はしたくなかったけど、今伝えられて若干の安堵はある」
―決断はいつ。
「2、3日前。現役続行を希望してトレーニングしていたが、他球団から声が(かから)なかった。前を向かないといけない」
―18年間貫いたこと。
「多くを語るタイプではないので、黙々と練習して背中で語るという態度は心がけてきた」
―印象に残る試合は。
「初登板や2010年開幕戦での完封、11年の、勝てばCS進出という試合で僕が投げて負けてしまったこと。勝った試合よりも悔しかったことが記憶に残りやすい」
―ファンへ。
「応援は戦力だと思っている。僕を育ててくれたのはファンの声援」
―後輩へメッセージ。
「何をすれば自分が伸びるか、相手が嫌がるかを考えることで必要なものが分かる。考えて行動してほしい」
―どんなコーチに。
「まず見る目をつけたい。米国の最先端の技術やデータを取り入れたコーチングを勉強したい」
(参考:SBC信越放送ニュース)
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