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なまらあちこち北海道|太陽系7惑星が大集合、一気に見られる!

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いま太陽系7惑星が大集合 6月25、26日は月も共演

6月25日午前3時ごろに名寄から見た全惑星と月の位置。天王星と海王星は暗くて肉眼では見えない。左側の数字は地平線からの高度(角度)=なよろ市立天文台提供
6月25日午前3時ごろに名寄から見た全惑星と月の位置。天王星と海王星は暗くて肉眼では見えない。左側の数字は地平線からの高度(角度)=なよろ市立天文台提供

6月中旬から下旬まで地球を除く太陽系の全7惑星が、夜明け前の東から南の空に勢ぞろいしています。一番の見ごろは25、26の両日未明です。

全惑星が北海道の夜空に大集合するのは今世紀では最初で最後とあって、なよろ市立天文台は
「惑星が一直線に並んで輝いており、太陽系の形を実感できる絶好の機会です」
と観察を呼び掛けています。

今年4月以降、夜明け前の空に金星、火星、木星、土星が並び、6月中旬から水星と天王星、海王星も仲間入りしました。一番の見ごろとなる25、26の両日には月も加わり、全惑星と月が夜空で共演することになります。

天王星と海王星を観察するには望遠鏡か双眼鏡が必要。水星も東の方角が開けた場所でないと見えづらいものの、他の惑星は肉眼でもよく見える状況です。

同天文台によると、太陽と地球の間を公転する水星と金星と、地球の外側を公転する火星と木星、土星、天王星、海王星を北海道の夜空で条件良く一気に観察できるのは40年ぶりだそうです。

次に全惑星集合の観察機会が訪れるのは2532年。今回のように全惑星に加えて月も一緒に眺められるのは3032年になるということです。

同天文台は25、26の両日未明に観望会を企画したところ、未明の時間帯にもかかわらず、両日ともすぐに募集定員に達しました。このため、同天文台の望遠鏡でとらえた各惑星の映像を両日午前1時~4時半までインターネットでライブ配信することにしています。

同天文台長は
「天王星と海王星の姿を望遠鏡でのぞいたことのある人は少ないと思うので、ぜひ楽しみにしてほしいです」
と話しています。

皆さんも、是非インターネット配信をご覧ください。

(参考:北海道新聞電子版、なよろ市立天文台きたすばる HP)

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