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チームの二枚看板である先発ピッチャーが、骨折と体調不良の中、1年生バッテリーの奮闘が話題に。その二人は北海道に縁のあるバッテリーでした。
「二枚看板」不在の投手陣を苦心のリード 山梨学院の光永惺音捕手

山梨学院―専大松戸 八回裏、マウンドの渡部(14)の
もとへ駆け寄る山梨学院捕手の光永
(27日、第98回選抜高校野球大会準々決勝 山梨学院1―2専大松戸)
1点を追う九回1死1塁。打席に立った山梨学院(山梨)の光永惺音(れのん)(2年)が放ったヒット性の打球は、相手の遊撃手にうまくさばかれた。「なんとかセーフに」と一塁にヘッドスライディング。だが、わずかに及ばず併殺に。光永が最後の打者となった。
「バッティングで全くチームの力になれなかった」。甲子園球場のグラウンドに倒れ込みながら、悔しさをかみしめた。
投打の柱で主将の菰田陽生(3年)が1回戦で負傷して戦線離脱した。左のエース・檜垣瑠輝斗(3年)は調子が上がらず、「二枚看板」がいずれも登板できない中での試合を強いられた。
代わりにマウンドに立ったのは、2人に次ぐ渡部瑛太(2年)、木田倫大朗(3年)、竹下翔太(3年)の3投手。捕手の光永は、変化球と直球を低めに集めつつ、ストライクゾーンに出し入れする苦心のリード。甲子園での3試合で6失点という好投を引き出した。

昨秋の明治神宮野球大会の九州国際大付(福岡)戦では、菰田の投球をそらしてサヨナラ負けした(記録は暴投)。選抜への課題として「捕手のレベルアップ」をあげていた吉田洸二監督は、光永の守備について「思ったよりミスが出なかった」と評価した。渡部も「自分の持ち味を引き出してくれた。ワンバウンドも止めてくれた」と話す。

ただ、これまで「売り」にしていた打撃が不調に陥った。3試合を通じての安打は、2回戦で野手の間に落ちた幸運な1本のみ。「相手に怖さを感じさせる打者になりたい」という目標にはほど遠かった。
「打線の一員としてもチームに貢献したい」。ウエイトトレーニングで長打力を身につけ、夏の甲子園に菰田とともに戻ってくることを誓った。
渡部瑛太(わたべ えいた)投手は札幌市立北都中で、当時は札幌新琴似シニアで活躍し、当時は渡部の球は誰も打てないと言われているほどでした。
出身小学校は札幌市立東川下小で、当時は厚別桜台パワーズ(軟式)で活躍していました。
光永惺音(みつなが れのん)捕手は、お父さんが札幌手稲高校のバスケットボール部OBで全道大会にも出場していました。
二人は2021年のジュニアチームで同じ神宮球場と横浜球場で戦っていたのです。渡部選手は日本ハムファイターズ・ジュニア、光永選手は千葉ロッテマリンズジュニアの選手でした。それが山梨学院高校の寮では同じ部屋というのも監督の計らいですね。
(参考:朝日新聞 他)



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