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なまらあちこち北海道|プロスポーツ誘致に賑わう北海道、まちに新風を

産業

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2025年の北海道はプロスポーツと絡めたまちづくりが話題を呼んだ年でもありました。北海道の経済に影響を及ぼす、さまざまな出来事が起きた2025年の中で、プロスポーツ誘致について振り返ってみましょう。

北広島市内に本拠地を置くプロ野球の北海道日本ハムファイターズは、千葉県にある2軍施設の道内移転を表明。6市が誘致合戦を展開した。プロバスケ・レバンガ北海道は本拠地を置く札幌市内へのアリーナ建設構想を打ち出した。旭川市ではプロバレーのSVリーグ基準を満たし、公式戦を開ける新アリーナ整備を計画する。(画像は日ハム球団による2軍施設移転のイメージ披露の様子)

日ハム2軍移転先に札幌近郊6市

日ハムは2030年に千葉県鎌ケ谷市に置く2軍拠点の道内移転を決めた。小林兼ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(FSE)開発副本部長は新2軍施設について「日常の中に野球場があるイメージ」とし、市民生活に野球が溶け込むとともに商業施設や複合施設など一体的な開発を示唆した。

1軍の本拠地がある北海道ボールパークFビレッジ(BP)の近郊6市を候補地として情報交換を進める。恵庭市や江別市は誘致に積極的で、苫小牧市も機運を高めている。千歳市と札幌市がこれに続く。

江別市は2軍施設とJR江別駅前再開発を絡めたまちづくりなどを提案しているとみられ、再生への起爆剤としたい考えだ。恵庭市は2026年度からの第6期総合計画案に「プロスポーツの招致による雇用創出や経済活動の拡大」を盛り込む。

札幌駅周辺でレバンガアリーナ構想

一方、札幌市ではプロバスケットボールチーム・レバンガ北海道の小川嶺オーナーが2025年夏にアリーナ構想を打ち出した。JR札幌駅周辺で収容人数1万人超の専用施設のほか、周辺にホテルやオフィス、住宅などを造るという計画。事業費は1000億円に上るとみられる。

札幌都心部の再開発はオフィスやホテル、商業施設の複合型が中心。スポーツエンターテインメント施設は前例がなく、札幌のまちづくりに新風を吹き込みそうだ。小川オーナーは「仕事帰りに気軽に行け、試合がなくても楽しめる。日本のどこにもない、アリーナを中心としたまちをつくりたい」と話す。若き起業家の夢がかなうか注目される。

旭川はSVリーグ基準満たす施設

旭川市は花咲スポーツ公園にある総合体育館建て替えに向け、PFIによる民間資金やノウハウの活用を検討。本拠地を置く男子プロバレーボールチームのヴォレアス北海道が所属するSVリーグ基準を満たす予定だ。北海道コンサドーレ札幌の運営会社が出資する、まちのミライ(札幌)は独自のアリーナ建設を構想するなど公募に向けた動きを進めている。

集客力を背景にした交流人口拡大など潜在力が発揮できるプロスポーツ。力強い効果をいかに波及させられるか、自治体の力が試される。

(参考:北海道建設新聞)

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