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作り続けて25年
北海道の小さな郵便局の局長が作る雪像、「一人雪祭り」と話題になっています。
北海道・木古内町(きこないちょう)に現れた、SNSで話題のキャラクターを模した雪像は、高さおよそ1.4メートル、かわいらしい表情に、美しい流線型のボディです。
さらに、乗り込むこともできます。 実はこの雪像、作ったのはプロではなく、簡易郵便局の局長である安齋彰さんです。 郵便局の仕事の合間に、30時間掛けて作り上げた大作なのです。こだわりのつぶらな瞳は、丸く固めた雪にストッキングをかぶせて作り、ボディにはしっかり郵便のマークも入れました。
しかし、なぜ局長が雪像を作るのでしょうか?簡易郵便局局長 安齋彰さん:
「子どもが小さいときに、ツララでキリンの雪像を作ったときに喜んでくれたというのが始まりです」
それから25年、ほぼ毎年雪像を作り続け、その作品は年を追うごとにグレードアップして、もはや “雪祭り” と評判になり、町の冬の風物詩として、地元の人々も毎年楽しみにしているのだそうです。
安齋さん:
「雪が降る時期になると『今年は何作るの』『期待してるよ』という声をいただいています。みなさんに喜んでいただければいただけるほど嬉しいので、作りがいがあります」
今では、安齋さんの息子も雪像作りを手伝うようになっています。郵便局長の “雪祭り” 。今後の作品も楽しみです。
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