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なまらあちこち北海道|千早茜さん、直木賞受賞・江別市

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道内からまた、新たな直木賞作家が生まれました。速報です。

桜木紫乃さんも祝福 出身地・江別から喜びの声

千早茜著「しろがねの葉」(新潮社)
千早茜著「しろがねの葉」(新潮社)

 千早茜さんの直木賞決定の報を受け、出身地の江別から祝福の声が相次ぎました。

 2013年「ホテルローヤル」で第149回直木賞を受賞した同市在住の作家桜木紫乃さん(57)は長年親交があり、山田風太郎賞と織田作之助賞の候補になった千早さんの小説「ひきなみ」(21年)に帯文を寄せました。

 桜木さんは「千早さん、おめでとうございます。新たな代表作とともに、千早茜の第二章が始まりましたね。お忙しくなると思います。どうかお体(からだ)に気をつけて、この喧噪(けんそう)を楽しんでください」と受賞をたたえてねぎらいました。

 千早さんが大麻高生だった1990年代、たびたび足を運んだのが江別市情報図書館でした。「地元出身でかつて図書館に通っていた千早さんが直木賞を受賞したのはとてもうれしいです」と話すのは、司書の鈴木昌美さん(33)。
「千早さんの小説はどれも描写が緻密で幻想的で、『しろがねの葉』はこれに荒々しさが加わったすばらしい作品だと思いました。発売直後から市民に人気で、今も約40人の貸し出しの予約が入っています」と語っています。
千早茜さん(日本文学振興会より)

 館内には江別ゆかりの作家を紹介するコーナーがあり、千早さんや桜木さんらを取り上げています。今回の直木賞決定を受け、お祝いのメッセージを館内に掲げる予定です。
 「かつてここで時を過ごした方が、たくさんの本を読んで知識を増やし、技術を磨いてすばらしい作品を書きました。直木賞を受賞したのはすごいの一言です」。
 大麻高1年で文芸部長の村岡和季(かずき)さん(16)は喜んでいます。「主人公が女性として差別されたり、いろいろな試練に遭っても諦めず、力強く生きる姿や、銀を採るために掘った間歩(まぶ)の穴の描写などに引き込まれて読みました。とても刺激を受けました」と言っています。
(参考:北海道新聞速報、日本文学振興会HP)
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