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全道高校柔道大会で、北海高等学校の女子が6連覇を果たしました。道外からも留学をしてくる当部は圧倒的な強さを見せてくれました。
柔道女子団体で北海が6連覇…全道高校体育大会

女子団体戦で6連覇を達成、全国大会での健闘を誓う北海チーム
◇全道高校体育大会◆柔道(23日・北海きたえーる)
柔道は団体戦を行い、女子は北海が溝口紗美主将(すずみ、3年)を中心に決勝リーグで3戦全勝し、6大会連続10度目の優勝しました。男子も北海が4連覇です。左足故障で欠場した山口琳斗主将の穴を、双子の兄・瑛多(ともに3年)がカバーしました。男女上位2校が全国高校総体(8月8日から、札幌)に出場します。
北海女子が盤石の強さを発揮しました。優勝を決めた決勝リーグ最後の札幌北斗戦。今春から団体メンバー入りした先鋒・高木結希(2年)が10キロ重い相手エースと引き分けると、中堅・横地萌恵(3年)が背負い投げで一本勝ち。大将戦も溝口が背負い投げから横四方固めで仕留め、全試合無敗で連覇を決めました。斎藤順道監督(44)は「個々が成長、力を発揮してくれた」と評価しています。
今春の全国高校選手権団体戦では初戦敗退しました。夏に向け、朝6時過ぎから豊平川河川敷を40~50分走り込みスタミナ強化を図りました。実戦練習でも、学校近くに住むOGで21、23年世界団体選手権金の78キロ超級・瀬川麻優さん(25、旧姓・秋場)が胸を貸し「自分を思い切りぶつければ大丈夫」と激励をくれました。
構口と横地は、和歌山の強豪・箕島中から北海道総体を目標に柔道留学した選手です。「北海の総体最高(8強)超えを目指したい」と口をそろえています。
男子団体・北海
大会2週間前に主将が離脱する窮地を双子の兄・瑛太が救いましたた。決勝リーグ初戦の旭川龍谷戦、0勝1敗で迎えた副将戦、果敢な攻めで指導2つを奪い勝利。大将・三田朝陽(あさひ、3年)も続き逆転勝利。最後の東海大札幌戦も2勝1敗から、大外刈りで一本勝ちしVを決めました。
「弟が抜けたハンデを、強い気持ちでカバーしようと思った」。琳人主将も「全国では復帰し、恩返しをしたい」と握手を交わしていました。
(参考:スポーツ報知、YAHOO JAPAN ニュース、北海高等学校HP)
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