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「ネコの手」借りてそば配膳
料理や空き皿の運搬を担う、ネコ型配膳ロボットの「カラちゃん」
奈井江町内の手打ちそば店「からまつ園」で、ネコ型の配膳ロボットが活躍中です。
人手不足などの対策として導入され、料理や空き皿の運搬を担っており、客からは「かわいい」とみなさんからは好評のようです。
同店は店員の不足や高齢化、新型コロナウイルス感染対策として経済産業省の補助金認定を受け、中国企業の配膳ロボット「ベラボット」を導入しました。高さ約1・3メートルで表情を映す顔部分にタッチパネル、胴に4段のトレーが付いています。
同店での名前は、店名にちなんで「カラちゃん」。テーブル番号を入力すると決められた経路で席に向かい「ご注文ありがとうにゃん」「お食事楽しんでくださいにゃん」などと話しをします。
同店を訪れたお客さんは「ロボットが料理を運ぶのを初めて見たました。近未来的な技術で感動しました」と笑顔で印象を語っていました。
店主の佐藤正光さんは
「経営規模に関わらず、人手不足でロボットの手を借りる時代がやってくるでしょう。空知でも活用が広がればいいですね」
と話しています。
カラちゃんは現在、配膳の途中で厨房(ちゅうぼう)に帰ってしまうこともあるそうで、同店がメーカーにプログラムの改善を相談しているというところです。
佐藤さんは「カラちゃんはまだ研修期間中なんです。これからどんどん仕事を覚えて頑張ってほしいです」と期待しています。
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