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ハムカツで勝利を
鎌ケ谷で広がる「ハムカツ」
日本ハムの球団施設がある千葉県鎌ケ谷市の飲食店や総菜店で、ハムカツを使ったオリジナルメニューが広がっています。市商工会などでつくる実行委が「日本ハムが勝つ」という意味を込め、チームを後押ししようと企画したものです。
現在で市内の15店舗が参加しており、今後も拡大させる方針です。
メニューは各店舗で異なり、ハムカツ単品のほか、ピザや弁当、卵とじ丼などがあります。市内の「イデカフェ鎌ケ谷本店」ではカレー(千円)やハンバーガー(830円)などが用意されています。
11日には日本ハムの木田優夫2軍監督が同店を訪れて企画をPRしました。
「こういう取り組みをしてもらうと、ファイターズが鎌ケ谷にいる意味が大きいですね。(チームも)一緒に鎌ケ谷を盛り上げて行きたいです。」
と感想を述べていました。
企画は昨年11月に始まり、今春にはメニューを扱う店舗を増やす予定です。
実行委は店舗を回るスタンプラリーや人気を競うグランプリなどのイベントを開催する構想も描いており、市商工会の井手勝則会長は「ハムカツが鎌ケ谷の名産の梨とともに、町おこしの起爆剤になれば」とも期待しています。
道産もやしで代替肉、ハムカツ、ジャーキーなど7種
一方、来年オープン予定の「ボールパーク」を意識したハムカツもお目見えしています。
植物由来の原料を使い、肉の食感と風味を再現した大豆ミートなどの「代替肉」への関心の高まりに着目し、北広島市の食品加工業・日乃食工業が、道産もやしを活用した代替肉「もやしミート」の製法を開発し、特許を取得しました。
ハムカツ、ジャーキーなど7種を商品化。同社の通販サイトで扱うほか、スーパーなどでの販売に向け、販路開拓を進めています。
道立総合研究機構食品加工研究センター(江別)は「道内では大豆ミートを手がける事業者自体が少ないのですが、もやしミートの商品化は聞いたことがありません。」
と期待しています。
これは、もやしを糸状にした後、脱水して、おからやでんぷんなどをつなぎとして加えて成形するものです。昨年10月、特許を取得しました。商品はいずれも冷凍で販売。ひき肉と同様に使える商品も用意されています。
学校給食にも
同社は学校などの給食向けや土産品などとして加工食品を製造いますが、取引先のホテルからベジタリアン(菜食主義者)や宗教的な理由などで「肉食を避ける客向けに代替肉を扱いたい」と相談されたのを機に開発に着手したものです。
「食の安全・安心にこだわりたい」と道産食材を使う商品を目指して、エノキ、ショウガなどで試作を繰り返し、食感や成形のしやすさなどからもやしを選び、商品化にこぎつけました。
価格はハムカツ6個で545円など。同社によると、スーパーや商業施設などから「販売したい」などと問い合わせが来ています。
北広島市は、ふるさと納税の返礼品に加えることを検討しています。牧野一志社長は「食物繊維が豊富で、低カロリーの食品として食卓に定着させたい」と抱負を語っていました。
(参考:北海道新聞、ファイターズ・ニュース)
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