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なまらあちこち北海道|夕張メロン、2玉350万円

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夕張メロンが家庭に届く時期となりました。それに先立ち、札幌中央卸売り市場で初競りが行われ、2玉350万円のご祝儀価格が付きました。

夕張メロン2玉350万円 札幌で初競り 過去2番目の高値

350万円で落札後、マスクを外してメロンを見つめる野田社長。夕張市内で6月、無料で振る舞う(浜本道夫撮影)
落札後のメロンを見る野田社長
夕張市
 夕張メロンの初競りが25日朝、札幌市中央卸売市場で行われ、この日の最上級となる「秀品」1箱(2玉、計5キロ)が350万円で落札されました。2019年の500万円に次ぐ過去2番目の高値となり、新型コロナウイルス禍で冷え切っていたご祝儀相場の復活を印象づけました。
 競りは関係者200人以上が見守る中、午前7時に始まり、夕張市の夕張メロン梱包(こん ぽう)会社「ホクユーパック」が昨年に続き落札しました。
 夕張メロンの初競りの落札価格は18年に320万円、19年に500万円と過去最高値となった後、コロナ下の20年は一転して2玉12万円と40分の1以下に下落。以降は21年に270万円、昨年300万円と徐々にご祝儀相場が戻っていたのです。
 昨年に続いて落札した同社の野田清道社長(75)は「今年のメロンは非常に甘い。夕張により多くの人を呼び込むPRのため奮発した」。初競りを見守った夕張市の厚谷司市長は「丹精込めてつくられたメロンが高く評価されてうれしい」と喜んでいました。

今年は上質の味

 夕張メロンの今年の初収穫が24日、夕張市内の各農家で行われた。好天に恵まれ、「甘さも香りも上々」と農家の顔は明るいようです。25日に札幌市中央卸売市場で初競りが行われました。
 夕張市富野の原広志さん(42)のビニールハウスでは、午前4時から家族ら5人で作業を開始。重さ2キロほどに育ったメロンの尻を指先ではじいて硬さを確認したり、黄色くなりかけているものを次々と台車に積み込んでいきました。
 原さんは初日、約100玉を収穫。糖度は11~12度あり、「上質のメロンに育ってくれた。おいしく食べてもらえるよう品質管理をしながら出荷したい」と話していました。昨年の初競りでは2玉300万円の高値が付き、コロナ禍明けの今年はどんな落札額になるか、生産者は注目していました。
 夕張市農協によると、今年は92戸が栽培。9月上旬までに前年並みの3258トンを収穫予定で、取扱高19億3千万円を目指します。
(参考:北海道新聞電子版、ニュースエディター)

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