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なまらあちこち北海道|ナックスに続け、後輩俳優の阿部凛さん ドラマ・舞台で大忙し

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以前にもこの欄でご紹介した、「オフィスキュー」のタレント・阿部凛さんが、全国区での活躍を見せています。チーム・ナックス、いや、大泉洋さんに負けない活躍をしてくれることを願います。

ナックスに続け 後輩俳優の阿部凜さん、札幌から全国へ 春からドラマ、舞台で大忙し

 札幌の芸能事務所クリエイティブオフィスキュー期待の若手俳優、阿部凜さん=札幌市出身=が、全国区の活躍を見せています。4月からは全国ネットのテレビドラマ、東京での舞台や映画、人気雑誌のグラビアにも登場予定。「いろいろな分野に積極的に挑戦し、見る人の心を動かすような存在になりたい」と語る阿部さん。東京と札幌を往復する多忙な日々が続いていますが、「北海道は心のよりどころ」と張り切っています。(東京報道 中村公美)

全国区で注目を集める阿部凜さん

 あべ・りん
 2004年5月4日生まれ。高校時代から「札幌美少女図鑑」モデルや短編映画への出演、ライブ配信など幅広く活動。2022年からクリエイティブオフィスキューに所属する。「ミルクランド北海道」のCMやテレビのバラエティー番組「木7◎×部(もくしちまるばつぶ)」(フジテレビ―UHB)などに出演した。
 阿部さんは2022年12月、クリエイティブオフィスキューが創業30周年を機に人材を募集した「CUE人(きゅうじん)プロジェクト」に合格。その後はHBCラジオの番組「オクラホマの日曜スピリッツ」や道産牛乳・乳製品の消費拡大をPRする「ミルクランド北海道」のCMなどに出演し、愛らしい笑顔や柔らかな雰囲気で、道内を中心にファンを増やしてきました。
 全国区の仕事が増えたのは2023年後半くらいから。今年4月からは、さらに目にする機会が増えます。「いろいろな経験をさせてもらえることが本当にありがたい。今はひとつひとつの仕事に集中し、自分しか出せないものを追究していきたい」と語っています。
 テレビドラマは、4月8日から始まるテレビ東京の開局60周年連続ドラマ「95(キュウゴー)」(8日午後11時6分、毎週月曜放送、道内はTVH)。1995年の渋谷を舞台にした高校生たちの物語で、主演は高橋海人さん(King&Prince)。阿部さんは前半に登場します。さらに都内でのオムニバス形式の舞台「な女(おんな)」(4月10~21日、シアター・アルファ東京)でも、主要な役を演じ、4月11、12、14日に出演します。
 「テレビと舞台とは表現方法が大きく変わるけれど、どちらも演じることの楽しさを実感しています」と話す阿部さん。本人は自身をおっとりとした、おとなしい性格と言いますが、テレビや舞台では全く違うキャラクターになり切っているそう。「もしかしたら私とは気が付かれないほどの変わりよう。新たな一面を見てもらえたら」と話します。
 4月23日発売予定のワニブックスの月刊誌「アップトゥボーイ vol.338」では、初のグラビアにも挑戦、ワンピースや水着姿を披露します。「自然体で臨んだので、緊張はなかった。女性にも見てもらいたいので、筋トレに力を入れました」と振り返ります。水着姿では縦に線の入ったおなかのラインが見事。透き通るような白い肌も印象的です。

「いろいろな経験ができることがありがたい」と話す阿部凜さん

 最も期待がかかるのが、主要キャストを務めた映画「こころのふた~雪ふるまちで~」。6月に東京で公開予定で、全国各地で上映を調整中(道内は未定)。映画などの制作会社「The icon」と小学館の共同企画「私の卒業」プロジェクトの第5期で、同企画は若手俳優の登竜門として知られています。
 第5期には千人を超える応募があり、オーディションで22人の出演者が選ばれました。阿部さんはメインキャストの1人で、夢に向かってひたむきに進む高校生を生き生きと演じています。「撮影前のワークショップで台本の読み方や役との向き合い方を学びました。とても勉強になったし、同世代の俳優を目指す人と一緒に仕事をし、夢を共有できて、自分のやりたいことがより明確になりました」と刺激になったようです。

映画「こころのふた~雪ふるまちで~」ではメインキャストの1人を演じる

 仕事で札幌を離れる日が増えていますが、「大好きな北海道はいつも心のよりどころ。戻れる場所があるから、頑張ることができる」と話します。ホームシックにならないよう、家族とはひんぱんにテレビ電話で話をするそう。「おおらかな性格や、初対面の人ともすぐに打ち解けられるやわらかな雰囲気は、北海道の風土がつくってくれた」と、北海道育ちが誇りだと言います。「東京はキラキラした街ですが、穏やかな空気の北海道は最高。(道外の人は)みんな1回は住んでほしいなって思うのです」
 同じ事務所の先輩、大泉洋さんら5人による演劇ユニット「TEAM NACS(チームナックス)」が憧れだという阿部さん。昨年、同じイベントに参加し「全国区で活躍するキラキラした存在なのに、とても優しくて飾らない人柄に感動しました」と振り返ります。「北海道の人の自慢であるNACSのメンバー。身近なのに、見ている人が笑顔になる。私もそういう存在になりたいし、いつか一緒にお芝居をすることが目標です。そのためには演技をはじめ表現力を磨くと同時に、人間としても成長していかなくては」
 5月には20歳の誕生日を迎えます。「大人になっても冒険する気持ちを持ち続けたい。そしていつも忘れないのは、軸があってまっすぐな人間でいようということ」。最近は雰囲気に華やかさが増し、表情もシャープになり、大きく成長したことが伝わってきます。
 一方で、気分転換はふわふわの毛布にくるまって眠ること、という人をなごませる空気はそのまま。最近、ハマっている食べ物はスナップエンドウだそう。「さっとゆでたものをオリーブオイルとニンニク、塩で炒めて、ご飯と食べると幸せな気分になります」と笑顔を見せました。
 前回ご紹介した阿部さんの記事は下記をクリックすると見ることができます。

阿部凛さんの前回の記事へ

(参考:北海道新聞デジタル発)

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