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日本ハム新球場の屋根、可動式、25分で開閉

音も無く動き、可動式の屋根が初めて完全に閉まった「エスコンフィールド北海道」
来年3月開業予定のプロ野球北海道日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」(北広島市)の可動式屋根が9日、初めて完全に閉まった姿を見せました。
工事を進める共同企業体が、屋根の動作点検のため5月11日から3回に分けて動かしていました。この日は8時間ほどかけ約60メートル移動。ぴったりと閉まった屋根がフィールドを覆いました。
スライドする屋根の施工に当たった企業の話
「こういう試行時には大抵1・2回は何らかの不都合が生じるものですが、今回はそれが一度もありませんでした」
ということで、順調に進んでいる模様です。
今後2カ月間は屋根は閉めたままで、グラウンド整地やスタンドの客席設置、選手が使う部屋などの内装工事を本格化させ、12月完成を目指します。屋根の可動部分は計130メートルで、完成後は約25分で開閉できます。
共同企業体の責任者は
「世界でも類のない重さ約1万トンの動く屋根です。無事閉まってホッとしました」
と語っていました。
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