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アメリカ大リーグの大谷翔平選手が、日本の小学校2万校に野球のグローブを寄贈しましたね。総額1億2千万円です。
故郷岩内に育て、未来の球児 岩内高野球部監督ら 15日から少年少女教室
(写真:WWDJAPAN)
ニューバランスジャパンは、アメリカ大リーグのプロ野球選手・大谷翔平さんが日本の小学校の約2万校に向け、ジュニア用グローブを約6万個寄贈することを発表しました。
同プロジェクトは、国公私立の小学校、義務教育学校、特別支援学校を含む日本全国の各小学校へ、低学年用サイズのジュニア用野球グローブ(右利き用2個と左利き用1個)を寄贈するものです。全国の教育委員会、国公立大学法人、私立の小学校へニューバランスジャパンより配送されることになっています。
大谷選手は、みずからの写真やグローブの写真とともに「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたらうれしいです。このグローブを使っていた子どもたちと将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」などとつづっています。
これは大谷選手が野球を楽しむ子どもたちを育て、ひいては日本の野球のレベルアップにつなげたいという願いの現れです。
北海道でも
町内でかつて盛んだった少年野球の復活を目指し、岩内町出身の岩内高校野球部の福光亮監督(44)らが15日から「少年少女野球教室」を開くことになりました。「グローブがなくても大丈夫だよ。まずは一緒にボールと遊ぼうよ」と多くの子供の参加を呼びかけています。
福光監督によると、町内にはかつて三つの少年チームがありました。岩内高は長年、小樽支部屈指の実力校として知られていました。しかし、近年は、少子化などを背景に球児が減少。町内で唯一となった少年チームは現在休止状態ということです。全盛時は数十人いた岩内高野球部は、現在5人まで部員が減っています。
野球教室は、白球を追う楽しさや魅力を伝え、野球を始めるきっかけを与えることが目的。学校教諭、野球部OBら約10人が、15日から来年3月まで、毎週水曜午後4時半から岩内東小体育館で開き、基礎を教えます。対象は4歳から小学4年。保険料千円が必要となっています。
福光監督は岩内高出身で、2年前に母校に赴任。同校で初めてのOB監督となりました。昨年度、教室を試行的に開いた際の参加者は12人だったということです。「故郷の野球文化の灯をつなぎたい。一人でも多く集まってほしい」と願っています。
申し込みは福光監督、電話090・2697・1919へ。
(参考:北海道新聞電子版)
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