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吉本興行所属で北海道出身のお笑い芸人「アップダウン」が11日・12日に札幌市西区の
「生活支援型文化施設コンカリーニョ」で二人芝居等を行います。
特攻隊員の「絆」、2人芝居に 北海道出身芸人「アップダウン」
北海道出身のお笑いコンビ「アップダウン」の竹森巧さんと阿部浩貴さんが11、12の両日、音楽劇「桜の下で君と」を札幌市で上演します。実在した特攻隊の教官と少年飛行兵をモチーフにした2人芝居で、笑いと歌を交えながら特攻隊員たちの絆を描いている内容です。
「桜の下で君と」は、竹森さんが12年ほど前に鹿児島県の「知覧特攻平和会館」を訪れたことをきっかけに制作しました。竹森さんは、2人乗りの戦闘機に乗って命を落とした実在の教官と特攻隊員のことを知り、衝撃を受けたといいます。劇の創作にあたり、隊員の遺書などの資料を読み込んだほか、生き残った特攻隊員にも取材しました。
2019年に初演し、その後は全国各地で公演。劇を基に映像作品の制作が決まり、今回は映像化を記念して公演することになりました。音楽劇はアップダウンの2人芝居ですが、映像作品は多くの俳優が出演し、24年春に動画配信サービスのアマゾンプライムビデオやU―NEXT(ユーネクスト)での配信を予定しています。
阿部さんは「若い皆さんに見てほしいし、家族で見て共有してほしい。劇について話す時間を持ってもらえるとうれしい」と話し、竹森さんは「笑いや音楽を盛り込み、『戦争ものは怖くて見られないが、この劇は見られた』という人も多い。ぜひ見に来てほしい」と呼びかけています。
注釈:1945年、特攻隊を見送る女学生の写真。東京大学
大学院の渡邉英徳教授がAIによるカラー化の処理をした。
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