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カプセルトイって何か魅力がありますよね。テレビのバラエティ番組の中でも「ガチャ」に挑戦するものがあり、これも人気に火をつけたようです。
「ガシャポン」や「ガチャ」と呼ばれる玩具「カプセルトイ」が、北見市内でじわりと人気が広がっています。市内の大型複合店に今夏、700台以上の専用自動販売機を置く専門コーナーがお目見えして、設置1カ月で延べ2万人超が利用しました。北見ならではのご当地カプセルトイも話題となり、さらに注目を集めそうです。
ご当地商品、イベントで販売も
並木町のコーチャンフォー北見店は8月上旬、オホーツク管内で最大規模の専門コーナー「ガシャココ」を開設しました。110平方メートル超に販売機700台が並び、人気アニメや特撮のグッズに加え、多様なキャラクターの玩具などを扱っています。価格帯は1回200円から千円。
これまで延べ2万人超が訪れ、お盆期間や週末は混雑し、1度の来店で複数のカプセルトイを購入する傾向があるということです。客単価は1人千円ほど。
元々はCDやDVDなどを扱うミュージックコーナーの一角でしたが、販売不況やリリースの低迷などで、販売スペースの有効活用が課題でした。そこで、同店を運営するリラィアブル(釧路市)が全国的に人気が広がっているカプセルトイに着目。東京の販売機設置・運営企業の協力を得てガシャココの準備を進めていました。
コーチャンフォーのガシャココ開設は、若葉台店(東京都稲城市)に次いで北見店が2店舗目。同社は、北見店の近くに高校や大学があり、若者を含め広い世代の集客が見込めると分析したのです。ほぼ毎週、数十種類の新商品が投入されており、担当する同店の大崎匡毅(まさたか)リーダー(32)は「繰り返し楽しんでもらえる売り場にしたい」と意気込んでいます。
カプセルトイを北見の活性化につなげようとする動きも出ています。7月の「第70回北見ぼんちまつり」で、北見にちなんだご当地カプセルトイを初めて企画。冬の名物イベント「北見厳寒の焼き肉まつり」をモチーフに七輪と温度計を描いたものや、カーリングストーンの玩具などが話題になりました。今月2日の「第12回北見地産地消フェスタ」でも販売されました。
ぼんちまつり実行委事務局を務めた北見商工会議所の後藤達哉・地域振興部長(54)は「今後も市内の他の祭りで販売できないか検討したい」と語っていました。
(参考:北海道新聞ニュースエディター)
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