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なまらあちこち北海道|2021年世界遺産登録動画・渡島総合振興局

北海道

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世界遺産登録!

記載決議時のスピーチ |縄文遺跡群世界遺産登録推進本部長 青森県知事

令和3年7月27日、関係者の長年の夢が実現して、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産一覧表への記載が決定しました。

その喜びを青森県知事・三村申氏が感謝と喜びを伝えました。内容は以下のとおりです。
本部長スピーチ

 このたび、『Jomon Prehistoric Sites in Northern Japan(北海道・北東北の縄文遺跡群)』が世界遺産一覧表に記載されることが決定し、大変うれしく思います。

ともに世界遺産登録を推進してきた関係自治体と地域住民のみなさんを代表して、会議に出席の皆様とこれまでの過程に関わった全ての皆様に心から感謝申し上げます。

自然とともに生き、平和で協調的な社会を形成していたことを物語る遺跡群は、顕著で普遍的な価値を持ち、今日のSDGsにもつながる、私たちへの大切なメッセージと示唆を与えてくれます。

今後は遺跡群の保全に全力を尽くすとともに、遺跡群の価値や魅力を全世界に向けて積極的に発信し、訪れていただいた方々に、より一層の感動を与えることができるよう、関係者が連携してしっかりと取り組んでいきます。 ありがとうございました。

動画による紹介

函館を含む渡島振興局が作成した遺跡の動画です。これらの努力が実って世界遺産登録が実現しました。

どういうものがあるか、ゆっくり鑑賞してください。

遺跡見学について

 北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺跡、秋田県2遺跡の合計17遺跡で構成されています。また、関連する遺跡(関連資産)が北海道と青森県に1遺跡ずつあります。
縄文時代を彷彿とさせる植生や地形など、豊かな自然環境が保全されている遺跡が数多くあり、縄文時代の人々の暮らしに思いを馳せるとともに、四季折々の表情やイベントが楽しめます。また、訪れるたびに新しい発見に出会えるのも縄文遺跡の魅力の一つです。
縄文遺跡群を年代順に巡る、集落跡や環状列石などの種類別に巡る、エリア毎に巡る、お気に入りの遺跡に通うなど、遺跡巡りをお楽しみください。
なお、遺跡周辺のガイダンス施設では、遺跡の詳細や発掘調査の状況を紹介し、土器や土偶などの出土品を数多く展示するほか、ボランティアガイド等による案内も行っています。遺跡見学の際はぜひお立ち寄りください。(JOMON JAPAN)

国宝・中空土偶

函館市文化交流センターには、北海道唯一の国宝「中空土偶」や出土例が少ない手形・足形付土製品など函館市の縄文遺跡から出土した資料を数多く展示している博物館です。

道の駅「縄文ロマン南かやべ」を併設していて、くるみを練りこんだクルミソフトクリームや、献上昆布として朝廷や幕府に奉納されていた高品質の真昆布、強い粘り成分を持つガゴメ昆布などここでしか買えない地域の特産品が揃っています。(函館市文化交流センター)

 

 

(参考:JOMON JAPAN、ユネスコ世界遺産センターHP、函館市文化交流センターHP)

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