なまらあちこち北海道｜北海道に到達、桜前線・松前＆函館

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桜前線、松前・函館に到達　

札幌は21日、最高気温が23度となり、桜が一気に膨らみ始め、札幌も22日に開花しました。

桜の名所・松前と函館五稜郭公園のソメイヨシノも21日に開花宣言が出されました。今年は雪が多かったので、開花も遅れると思っていましたが、史上３番目に早い開花だということです。

道内は２１日、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で各地で気温が上昇し、オホーツク管内大空町の女満別空港など１５地点で今季初めて夏日となりました。

同気象台によると、女満別空港で２７・４度、オホーツク管内佐呂間町で２６・７度、同管内美幌町と北見市で２６・６度、帯広市で２５・５度を観測。渡島管内森町では２３・１度と、４月の観測史上最高を記録したのです。４月末まで、平年より気温が高めで推移する見込みだということです。

独自にサクラの開花状況を調べている松前町は、松前公園にあるソメイヨシノ、函館地方気象台は、五稜郭公園のソメイヨシノがそれぞれ規定数、咲いたことを確認し、開花を発表しました。松前は平年より６日、函館は同７日早い。函館の開花は１９５３年の観測開始以来、史上３番目の早さとなっています。

サクラの開花はこのほか、旭川は２５日、釧路は５月６日を予想しています。札幌、旭川、函館の３市などでは大型連休の前半まで美しい花が楽しめそうだということでした。

なお、松前公園には250種、約1万2000本の桜がありますので、６月始めことまでは楽しめるようです。

（参考：北海道新聞ニュース電子版、松前町観光協会HP）