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都市対抗野球北海道予選は北海道ガスが全国大会への切符を手にした。
都市対抗野球道2次予選最終日は9日、札幌円山でリーグ戦2試合を行った。北海道ガスがWEEDしらおいを2―1で下し、4年連続4度目の全国大会(7月19日開幕・東京ドーム)出場を決めた。JR北海道クは室蘭シャークスに七回コールド勝ちした。
必死の継投 無死満塁のピンチ切り抜ける
北海道ガスは、追い上げる相手を必死の継投でかわした。1点リードの九回に無死満塁の大ピンチを迎えたものの、勢いづく相手打線を封じた。
日時:2024年6月9日(日)
場所:札幌市円山球場
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北ガス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
WEEDしらおい | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
投 手 海老原-大城-武笠
捕 手 中林-田中
二塁打 寺田(1回)、髙橋(5回)、佐藤(9回)
砂沢賞(最優秀選手):大城祐樹
水谷賞(殊勲選手):武笠達也
先発の海老原が粘投した。三回に先制を許しても我慢の投球を続け、味方の逆転を呼び込んだ。九回に長短打を浴び無死一、三塁となったところで、昨年の全国大会で先発したエースの大城にスイッチした。
大城は四球を与え無死満塁としたが続く打者を三振。ここで右横手投げの武笠に替わった。この交代を、工藤監督は「右打者には武笠。制球もいい」と説明する。武笠は右打者の外角を攻めて右飛に打ち取り、その勢いで続く左打者は中飛に仕留めた。
工藤監督は「大城頼みではいけないというのを一人一人が自覚してくれている」と強調。海老原は「(2次予選の)3連戦はしっかり投げられる3投手がいればチームが楽になると思って投げた」と責任感を口にする。
1次予選を含め計5試合で3投手が先発し、全て継投。全試合で相手に1得点しか許さなかった。
7月の全国大会で1勝すれば、都市対抗での北海道勢通算100勝となる。昨年は初戦で9失点して敗れており、チームは豊富な投手陣を擁して昨年の雪辱を目指す。武井主将は「一つでも多く勝てるようにやっていく」と力を込めた。
(参考:北海道新聞朝のヘッドライン)
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