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これも新しい部類に入る「玉入れ選手権」の全国大会の結果です。
全日本玉入れ選手権 ビホログリーンロケッツ男女とも準V 和寒で大会
第26回全日本玉入れ選手権(3日、会場・上川管内和寒町)に、美幌町から出場した「ビホログリーンロケッツ」が一般の部で、また「ビホログリーンロケッツレディス」がレディスの部で、それぞれ準優勝に輝きました。一般の部の準優勝は過去最高成績。メンバーは「練習の成果が実った」と喜んでいます。
同大会は全日本玉入れ協会(AJTA=アジャタ=、本部・和寒町)の主催。競技は、高さ4・12メートル、直径44センチのかごに、重さ80グラムの公認球「アジャタボール」99個と、同250グラムで最後に投げ込む「アンカーボール」1個を入れるタイムを競うものです。1チーム4~6人編成で、全国から計55チームが出場しました。
グリーンロケッツは、前田政文主将(62)と漆原忠さん(46)、佐々木一生(いっせい)さん(21)、米田隆輔さん(39)、深尾昌弘さん(60)、小野稜太さん(24)の6人。レディスは、大野智実主将(51)と市川朱美さん(39)、高松彩花さん(32)、大滝郁恵(ふみえ)さん(53)、長尾朋江さん(38)、西尾あいさん(47)の6人。
予選はグリーンロケッツが1位で通過。16チームに絞る準々決勝は8位。決勝は、タイム31秒30で見事、準優勝しました。優勝した和寒のチームとは、わずか0・27秒差でした。
一方、レディスは、8チームで争う決勝でタイム42秒12を記録し、準優勝しました。1位は大阪のチームでした。
玉入れは、1投目で99個を入れて数秒で決着させることも可能な競技。前田主将は「1投目の入りが鍵だが、うちのチームは入らなかったボールをしっかりリカバーできたことが大きかった」と振り返り、レディスの大野主将は「落ち着いて出来た。平常心で臨めたことが大きい」と語っていました。
両チームは「ダブル表彰台」を目標としてきただけに、「うれしい」「大健闘」と互いをたたえ合っています。
今後、この競技は益々愛好家が増えていきそうです。
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